五味一体プラス1
辛くて
酸っぱくて
甘くて、しょっぱくて
と~っても旨い、
五味一体料理。
北海道も夏が来た!
来週にかけて30℃超えの連続真夏日が続く予報。
暑い季節は、暑い国のお料理で乗り切りましょう。
ってことで、先日の金曜ごはんではタイ料理に挑戦。
「男子ごはん」レシピをアレンジした「ガパオライス」に舌鼓。
実は、この日、もうひとつの命題がありました。
例の巨大ズッキーニ(笑)。
う~ん、タイ料理っぽくお料理したいんだけどなぁ、ど~しよう~?
ガパオライスに合わせるなら魚介系よねぇ~と思案しながら、
とりあえず向かったのはご近所スーパーの鮮魚コーナー。
土用の丑の日向けのウナギ蒲焼軍団に圧迫されながらも
ピッチピチの新鮮朝獲りスルメイカが入荷しておりました。
ズッキーニとの相性はいいわよねぇ。決めた、イカだ。
参考レシピなしに、おのれの頭の中だけで、
なんちゃってタイ料理に仕上げてみましょ。
タイ料理の特徴は5つの味覚。
唐辛子の「辛味」、ライムやレモン、タマリンドの「酸味」、
ココナッツミルクやパームシュガーの「甘味」、
ナンプラーや塩の「塩味」とエビ味噌やナンプラーの「旨み」、
この五味にレモングラスやホーリーバジル、パクチーなどの「香り」が加わり、
それらが混然一体となって複雑で重層的な味の交響曲を奏でるのであります。
つまり、この「五味一体プラス1」を抑えれば理論上はタイ料理になるはす。
あとはおのれの味の経験値でなんとかまとめてみようじゃないか。
まずはぴちぴちの根室産朝獲りスルメイカをさばき、食べやすくカット。
香味野菜にはイカと相性が良い生姜をチョイス。
熱々に熱した中華鍋にオリーブオイル、生姜、赤唐辛子を投入、
香りが出たら、イカをさっと炒め、いったん取り出します。
同じ中華鍋にオイルをちょい足し、半月薄切りにした巨大ズッキーニ、
赤パプリカを投入、ざざっと炒め、蓋をして蒸らし炒め、
少ししんなりしたところでイカを戻して、ここで「五味一体プラス1」。
ナンプラー、レモン汁、三温糖、バジルを加え、
さっと水分を飛ばすように炒めたら出来上がり。
う~ん!めっちゃエスニックな香り~。
果たして・・・そのお味は・・・?
あの・・・すみません、またまた、めっちゃ美味~い!!!
歯応えを残したズッキーニに爽やかさとプリプリのイカの旨みが
「五味一体プラス1」によって、ちゃんとタイ料理になっているわぁ。
「野宮的巨大ズッキーニと根室産朝獲りイカのタイ風炒め」成功、ざんす。
目の前にある北海道の食材がちゃんとタイ料理になった。
ふぅ~・・・何事か成し遂げたような達成感がある(笑)。
特別な材料をわざわざ手に入れなくても、
あるものでタイに行けることがわかったのが収穫だ。
実はこのセオリーこそ、タイ料理の根幹、らしい。
「タイ国政府観光庁日本事務所」HPに
こんな一文が掲載されていたのです。
「市場に並ぶ新鮮な食材を美味しく食べることこそタイ料理の真髄」。
辛いと思われがちなタイ料理は甘み、酸味、香りなどが加わり、
独特の美味しさを創り出し、たくさんの種類があるのだというのです。
生姜を利かせたズッキーニとイカのなんちゃって炒めも、
そう核心をはずしていなかった・・・かな?
タイ料理がぐんと身近に感じた夏。
これで・・・パクチーが克服できれば、
もっと胸張ってタイ料理語れるんだけどな・・・(笑)。
しばらくは「五味一体プラス1」-パクチー路線ってことで。
小声で語るタイ料理の魅力。
(写真は)
「野宮的巨大ズッキーニと
根室産朝獲りイカのタイ風炒め」
夏の北海道の食材、
エスニック料理でも大活躍♪

