昭和デリバリー
シャクシャク、
サクサク、
甘い氷の山を
銀のお匙で崩すとき
ふと蘇る昭和デリバリー。
え~っと、あまりに暑くて、数えるのも億劫になっていましたが、
札幌の真夏日は昨日で連続7日、なんだそうです・・・。
で、今日の予想最高気温は31℃とあっさり30度越え
お~っと確実に観測史上最長の連続真夏日記録更新となりそう。
令和元年、歴史的に猛烈に暑かった都市として記憶されるかも。
いや深刻な地球温暖化、もっと暑い夏が続くのか・・・?
と、色々考えるとさらに汗が吹き出しそうですが、
昨夜は熱帯夜から解放され、今朝は心地よい風が窓から入ってきています。
どうやら気圧配置が少し変化したか?
冷涼なオホーツク高気圧が少し張り出したか?
すこしほっとしながら、脳内で天気図を想像する朝であります。
連続真夏日に負けちゃならん、暑気払いじゃ~!とばかりに
昨日の日曜日はまたまた大通ビヤガーデンに参戦。
午前中の涼しいうちに実家の母の夏のお買い物につきあって、
ランチタイムに我が家御用達の6丁目会場で夫とドッキング。
欅の大木が織りなす木漏れ日もおつまみに(笑)
キンキン冷え冷えのスーパードライでのどを潤しました。
さらにお楽しみは〆の新倉屋♪
冷たいビールでちょっとゴキゲンになった後は甘味タイム。
さらに賑わう大通ビヤガーデンを後に狸小路6丁目へそぞろ歩き、
お~、昭和レトロな趣を残す商店街にあって
ひときわ昔懐かしい和風な店構えが目を引きます。
ここが我が家の〆甘味御用達「札幌新倉屋本店」。
緑の蔦とバラの花が絡まるアーチに
ちかちか光る電飾が懐かしすぎて泣けてくる。
昭和にタイムスリップしたような外装&内装はカフェ全盛期の昨今、
かえって貴重な存在感を放っております。
「花園だんご」で有名な小樽の新倉屋さんから暖簾分けされたお店だそうで、
1階では名物のお団子やちょっと昔懐かしい洋菓子などを販売しています。
そして赤いじゅうたんの階段を上った2階がお目当ての喫茶室。
すっくと背もたれの高いソファ席が並ぶ店内は、ザ・昭和。
メニューには人気のクリームぜんざいやあんみつ、小倉パフェなどなど
垂涎の和風甘味が並んでいますが、真夏日の午後は夏季限定「かき氷」!
「小倉かき氷」に50円増しで練乳、100円増しでアイスをダブルトッピング、
うふふ、真夏日の甘い贅沢よねぇ~。
さあ、やってきました新倉屋特製かき氷。
たった100円増しでソフトクリームがこんもり山を形成。
これは想像以上にボリュームがあります。
夫は1人前、私と母を二人で1人前を半分こでちょうど良かったわ。
しゃくしゃく、さくさく・・・89歳の母を並んで
甘い氷の山を一心不乱に銀のお匙で崩す真夏の昼下がり。
あぁ・・・懐かしいなぁ・・・。
昔々の昭和の夏休みの情景がふと蘇ってきました。
室蘭の家で、親戚が集まったのか、いつもより大勢でかき氷を食べている。
真っ赤な苺のシロップ、氷の山の表面はほんの少しだけ溶けかけていた・・・。
そうだ、あれは、出前のかき氷だ!
家の近所の塩ラーメンがおいしい「千成」さんが
岡持ちで届けてくれた、出前のかき氷だ。
そうだ、そうだよね、昭和の夏、出前のかき氷があった。
家庭に冷凍庫などはまだ普及していなかったあの時代、
大量の氷を削るかき氷はお店で食べるか、出前で頼むものだった。
つまり、子どもにとっては、最大級に贅沢な思い出、なんだ。
今もかき氷の出前なんてあるのかな~とちらっと検索してみたら、
「かき氷デリバリー」なる新業態ビジネスがヒットした。
なるほどね、昭和、平成、そして令和、出前は・・・デリバリーか。
どんな状態でかき氷をデリバリーするのかわかりませんが、
保冷技術が進化した令和ですから、
岡持ちで運ばないことだけは確か、だな(笑)
懐かしい出前のかき氷の思い出に耽りつつ、
気が付けば新倉屋特製小倉かき氷練乳&ソフトクリーム載せも佳境に、
お~っと底にも小倉あんが、お~っとお~っとさらに求肥も隠れていた。
89歳の母とかき氷をつつく幸せをしみじみかみしめた真夏の午後。
昭和デリバリーは遠くなりにけり。
(写真は)
狸小路6丁目の昭和甘味スポット
「札幌新倉屋本店」の
小倉かき氷練乳&ソフトクリームのせ。
ふぅ~、体幹から甘く冷えました♪

