それぞれのお盆休み
父子帰省、
母子帰省、
一家帰省、
色々あって色々いい、
それぞれのお盆休み
令和元年のお盆休みに入りました。
朝刊のスーパーのチラシも焼肉、お寿司などお盆グルメで大賑わい。
帰省ラッシュを直撃しそうな台風10号の行方も気になりますが、
もうひとつ、気になる数字を朝刊記事に見つけました。
「妻57% 夫26%」。
「配偶者の実家の帰省」について
ソニー損保が既婚者にインターネット調査したところ、
57%の女性が「憂鬱」と感じていたのに対し、
男性は26%にとどまったのだそうです。
妻の憂鬱は、夫のダブルスコア・・・ってわけ。
夫の実家への帰省、お土産から帰省時の服装、
ご挨拶、立ち居振る舞い、お台所のお手伝いなどなど
妻にとってはのんびり羽を伸ばすどころか気疲ればっかり・・・
もう、あなたはいいかもしれないけれど、「憂鬱」でしかないのよ~、
そんな妻の本音がこの数字から浮かび上がってきます。
そこで近頃、浮上してきたワードが「父子帰省」。
今日の朝刊生活面で特集記事が組まれていました。
お盆は一家そろっって故郷へ帰省、が恒例の風景の一方で、
父親と子供だけで父親の実家に帰る「父子帰省」が注目されているとか。
実際に1歳半の一人息子を連れて両親の住む故郷へ「父子帰省」した実例。
両親は一家を迎え入れることに気を使い、妻は「手伝わなくては」と気負い、
夫は両親と妻の間で気をもむ・・・というもやもや状況になることもなく、
「気持ちがラク」だった、そうです。
一方、資格試験に向けた勉強のため残った共働きの妻は
仕事や育児で行きつく時間もない日々から解放され、
1人の時間が確保できて感謝の気持ちがわいてきたという。
妻、夫、両親が「憂鬱」から解き放たれる「父子帰省」、
まさに三方丸く収まるウィンウィンウィン♪
SNSなどネット上でも話題になっているのも納得ですね。
実は、我が家でも、このワードが生まれるずっと前に
既に「父子帰省」の有効性は実証実験済み(笑)。
いや、あのですね、夫の実家が気詰まりとかいうわけではなくて、
ホントにね、妻の仕事の物理的、時間的都合で、
結果的に新潟の夫の実家の法事の際に
夫と息子だけの「父子帰省」をしたことがあったのです。
息子が小学高学年くらいの時だったかなぁ。
北海道とは違う新潟のお墓参りのこととか、
美味しかったおばあちゃん手作りのごはんのこととか、
ご馳走してくれた中華料理のこととか、
帰ってきた息子が楽しい新潟旅の報告をしてくれたっけなぁ。
さらに、実は、そんな息子以上に、
しみじみ楽しそうで幸福そうだったのが夫の方だった。
気がラクな「父子帰省」というよりも、
めったにない「父子二人旅」がすごく心に沁みたみたいだった。
電車の中で、新潟へ向かう飛行機の中で、
そして日本海沿いにレンタカーを走らせながら、息子と二人きりの空間で
普段はできない濃密な触れ合いができたのだろう。
自分が生まれ育った故郷を
一人息子と二人きりで旅をした時間。
どんな話をしたのか、どんな風景を見たのか、
お留守番の妻には詳しくはわからない。でも、それがいい。
家族だからって、何もかも、みんなで共有しなくちゃならないことはない。
父と息子だけの濃密な思い出は、そっとしておいてあげたいな。
帰宅した夫の満足そうな顔を見て、そう思ったものだ。
父子帰省も
母子規制も
一家帰省も
色々あって、色々いい。
それぞれのお盆休み、楽しい思い出ができますように。
(写真は)
今年のお盆休み、
息子も巣立ち、夫婦二人、
狸小路のジェラテリアで
濃厚ピスタチオに舌鼓(笑)

