生処暑卷

朝晩涼しく

秋の気配漂う

8月最後の日曜日

暑さを収める

生処暑卷に舌鼓♪

おおお・・・涼しい・・・。

朝起きて窓を開けた瞬間、季節の移ろいを実感します。

今朝はたまらず長袖のカットソーを着込みました。

そういえば暑さが収まる処暑も過ぎていたわねぇ。

いよいよ、秋到来、でしょうか。

そんな8月最後の日曜日だった昨日は

8月生まれの夫のバースデーパーティーを決行。

色々スケジュールの都合上、遅ればせの開催となりましたが、

暑さが収まって、料理番としてはありがたいコンディション。

キッチン熱中症の心配もなく快調にクッキング開始♪

メインは学生時代の友人がお中元に送ってくれた超極上の「黒毛和牛」!

焼き肉用にカットされた美しいルビー色のお肉に見惚れつつ、

めったに口に入らない極上焼肉を柱にメニュー構成を考える。

黒毛和牛に敬意を表して焼肉のたれも完全手作り、自家製に。

付け合わせも手作りの色とりどり野菜のナムルにするとして、

前菜は・・・やっぱりアジアくくり、エスニックだよねぇ。

決めた!

暑かったこの夏への惜別の思いを込めて、

ベトナム料理の定番「ゴイクオン(生春巻き)」と、

夫の好物イカをたっぷり入れたタイ料理「ヤムウンセン」だね。

まずは秋の始めの生春卷(笑)作りからご紹介。

エスニック料理店でおなじみの「ゴイクオン(生春巻き)」は

蒸し暑い気候のべトナム南部が発祥のヘルシー料理。

野菜たっぷりで、パクリと食べやすく日本でも大人気メニューですが、

これ、いざ、手作りしようとすると、けっこうな手間がかかります。

まずは具材。今回は海老、鶏ささみ、ロメインレタス、

キュウリ、大葉、青細ねぎ、ミント、緑豆春雨などを準備。

海老はお酒を入れた熱湯でさっとゆで、皮を剥き、横半分にスライス。

鶏ささみはお酒と塩をふって蒸し煮、粗熱がとれたら身を剥ぐします。

野菜類は千切り、緑豆春雨も熱湯で戻し、適当な長さにカット。

次にたれの準備。甘酸っぱいヌクチャムというたれが一般的ですが、

「ヤムウンセン」と味つけがかぶるので今回は濃厚なピーナッツだれに。

ピーナッツバターにライムの搾り汁、赤唐辛子のみじん切り、

ベトナムの魚醤「ヌクマム」に甜麺醤、砂糖少々、水を加え、

よ~く混ぜたら、特製ピーナッツだれの完成。

焼き鳥にかければインドネシア料理のサテにもなる便利だれ。

さあ、いよいよ、巻き巻き作業。

パリパリのライスペーパーをさっとぬるま湯で湿らせてから、

大きなまな板の上に載せ、手前に大葉、レタス、キュウリ、ミント、

春雨、鶏ささみを載せ、くるりとひと卷、両端を織り込んで、

残りの向こう半分の部分にスライスした海老の表面を下にして並べ、

青細ねぎの先端が飛び出るように配置したら、

慎重にくるりと巻き込む・・・おおお~、できた~、成功!

やった~、ベトナム料理店みたいだぁ~♪

透明なライスペーパー越しに赤い海老が透けて見えて美しい。

おっと、感動している場合ではない、人数分、せっせと巻かなくては。

しかし、焦りは禁物。「あ、春雨忘れた」「あ、今度はキュウリ!」等々、

具材が多いのと、手順が複雑なので、ミス連発しちゃうのだ。

何とか、人数×2個分の我が家特製生春巻き、完成。

ふぅ~・・・つくづく、ベトナムの主婦の皆さまを尊敬するわぁ。

こんなに具材が多くて手間がかかる繊細な料理を作るなんて。

日本の太巻きも作るの、大変だけれど

ベトナムのゴイクオン(生春巻き)もハイレベルなお料理だわあ。

美味しい伝統手料理は、手間ひまかかるものなのねぇ。

と、今朝になって、ちょっと調べてみたら、

実はベトナムでも生春巻きは料理店や食堂、屋台で食べることが多く、

家庭で作ることはあまりない、らしい。

うふふ、だよねぇ~、こんな手間がかかるお料理、毎日できないよね~。

日本の太巻きだって、昨今はめったに家庭で作らなくなったもんね。

なんか、ちょっと、ほっとした(笑)。

さて暑さを収める季節の生春巻き。

題して「特製生処暑卷(笑)」のお味は・・・

本当に毎度毎度の自画自賛で大変申し訳ありません、が、

めっちゃ、美味かった~~~!!!

しっとりもちもちの皮につつまれた新鮮な野菜、ハーブの食感、香りと

海老とささみの味わいが濃厚なピーナッツだれととも混然一体。

もうね、お口の中が、桃源郷inベトナム♪

手間暇は裏切らない(笑)。

もう指が手順を覚えたぞ。

次は秋の具材で生秋巻作ろうっかな。

で、明日はヤムウンセンをご紹介します♪

(写真は)

我が家特製「生処暑卷(笑)」。

ちょっとずれた海老もご愛敬。

冷え冷えのカヴァとも

よく合いまするぅ~♪