喜びのおすそわけ

幸せは

丸く大きく

甘く永遠に

台湾伝統の

喜びのおすそわけ。

2019秋の台湾食い倒れ旅4日目リポート。

午前中は台北最古の街「萬華=艋舺」をディープに深堀街歩きした後は

MRTで40分の「台湾のヴェネツィア」こと「淡水」までプチ郊外トリップ。

淡水河の河口に開けた歴史ある港町の美しい景観をご当地グルメを満喫し、

さらに淡水老街にある台湾伝統菓子の老舗を訪れました。

創業80年を誇る「新健成餅店」。

台湾のご慶事に欠かせない「喜餅(シーピン)」の名店として有名で、

地元の人はもちろん、遠方からもお客さんが詰めかける人気店であります。

いざ、工場に併設された旧店舗の向かいに去年オープンした新店舗へ。

エメラルドグリーンと白の配色が素敵なパティスリーのような店内に、

おおお~、ありました、ありました♪

赤に金色で描かれた龍や鳳凰の柄もおめでたい箱入りのお菓子が

スポットライトを浴びてお洒落にディスプレイされていました。

これが、台湾伝統のお祝い菓子「喜餅」です。

赤い箱の中にあるのは大きな大きな月餅風の中華菓子。

ちょうどMサイズのピザくらいはありますねぇ。

大きさも重さも存在感もインパクト抜群。

めでたさは手のひらサイズでは収まりきれないってことねぇ。

「ハレ」の気持ちが伝わる大きな大きな「喜餅」。

台湾では結婚が決まったら「喜餅」。

新婦側が友人や親戚にこの「喜餅」を配る習慣があり、

幸せやめでたさをお裾分けするための大切なお菓子なのです。

ルーツは三国志時代の諸葛孔明の逸話にまで遡り、

その時代に配られた丸い餅菓子に似せて丸い大きな中華菓子を

贈るようになったのだそうです。

人生の幸せな門出を祝う「喜餅」。

贈るならとびきり美味しいモノを願う花嫁さんの篤い支持を受けているのが

ここ淡水の「新健成餅店」なのでした。

台北市内はもちろん、台湾全土からの注文が絶えないそうです。

えっと、お嫁に行く予定はもうありませんが(笑)、

せっかくですから、旅人も、淡水土産に「喜餅」を買っていきましょう。

さすが老舗有名店、種類もいっぱいあるのねぇ。迷っちゃう~。

たっぷりの胡麻がトッピングされた鹹蛋(塩卵)入りの「芝麻蛋黄」も

美味しそうで惹かれますが・・・やっぱスタンダード系がいいな。

ということで、伝統的な月餅風の「紅豆蛋黄」をゲット。

小豆餡と鹹蛋の組み合わせは、最高に台湾らしい塩スイーツ。

真っ赤な箱を手に取っただけで無性に幸せな気分になる。

幸せは丸く大きく甘く永遠に。

喜びのお裾わけ買って、さあ、台北へ戻ろう♪

(写真は)

淡水老街の

「新健成餅店」にて。

赤に金の龍に鳳凰。

めでたさ満載の「喜餅」。