愛される2坪

うっかりすると

見過ごしそうな

小さな小さなお店。

百年愛され続ける

幸せな2坪。

2019秋の台湾食い倒れ旅4日目リポート。

午前中は台北最古の街「萬華=艋舺」をディープに深堀り街歩き、

お昼にかけてMRTで40分の淡水河の河口に開けた港町「淡水」へ。

風光明媚な歴史ある「台湾のヴェネツィア」の魅力に触れた後は

再び台北市内へ戻って、未来へ発展する最新スポット、信義エリアへ。

世界で最もクールな書店「誠品書店」の旗艦店でショッピング、

台北のランドマーク「台北101」にも至近距離でご挨拶できました。

たった一日で台北の発祥から近未来まで駆け抜けた気分(笑)。

秋の夕暮れが迫る中、ホテルに戻る前にもう1ミッション。

大好きな「鳳梨酥」を買い込んでいかなくては。

台湾土産の超重要アイテム「鳳梨酥=パイナップルケーキ」は

お洒落&高級系からレトロ&庶民系まで群雄割拠していますが、

我が家のお気に入りは、超レトロなあのお店。

創業100年を超える老舗「李製餅家(リーチーピンジャー)」です。

本店は基隆にありますが、台北市内の分店に

毎日2回、本店から作り立ての「鳳梨酥」が直送されているのです。

台湾の人から絶大な支持を得ている昔ながらの味わいを

基隆まで行かずとも入手できるわけですねぇ。

前回の台湾旅で様々なお店の「鳳梨酥」をかなりの種類ゲット、

それぞれ美味しく食べ比べいたしましたが、

総合的に一番、懐かしくて、食べ飽きなかったのが「李製餅家」。

レトロなパイナップルの絵が抱えた紙包みが超愛らしいの。

なんか誠実な味がするのよねぇ。

MRT「中山」駅を降りて地上へ。

三越などが並ぶ台北の中心地はさすがの賑わいでございます。

高級ホテルやブランドショップが軒を連ねる南京東路を歩いて7分ほど、

緑豊かな林森公園が見えてきました。交差する林森北路を曲がると・・・

ありました!看板がなければうっかり見過ごしそうな小さな小さな店構え。

「李製餅家」中山店です。

黄色い看板には「基隆名産 鳳梨酥」。

狭い間口の両側には「李製餅家 李家大房」「鳳梨酥專賣店」の文字。

2坪ほどのお店はレトロなお菓子がびっしり並ぶショーケースと

お菓子の箱で埋め尽くされていて、まさに販売に特化した専売店。

この日も次から次へと地元のお客さんがお菓子を買い求めていきます。

昨今の「鳳梨酥(パイナップルケーキ)」は

お洒落で凝ったパッケージに包まれた、

パイナップル100%の繊維を感じる酸味系や

発酵バターやなどを使用したパティスリー系が観光客には人気ですが、

台湾の人々に愛されているのは、昔懐かしレトロ系のようですねぇ。

だって、今日も圧倒的に地元客ばっかりだもん♪

「李製餅家」の「鳳梨酥」、生地の材料は小麦粉、砂糖、卵、バター、

ショートニング、粉ミルク、餡はパイナップルに冬瓜入り。

サックリ軽めの生地とねっとりした昔ながらの冬瓜入りパイナップル餡の

バランスが絶妙で、サイズも小さめ、パクパク食べられちゃう。

甘さ控えめで、小ぶりで、食べ飽きない。

台湾茶はもちろん、コーヒー、紅茶、日本茶にもよく合います。

なんというか、お菓子がガンガン自己主張していないというか、

そう、まさに「お茶請け」という言葉が良く似合う鳳梨酥。

しかもカロリーもお値段も控えめというのが超嬉しい。

100年愛されるわけよねぇ。

うふふ、さあ、本日もカワイイ箱詰めと、

今回は小月餅や紅豆蛋黄酥などなど台湾伝統菓子もゲット。

帰ってからのお茶時間が今から楽しみ♪

進化し続ける台北のど真ん中。

基隆名産の百年レトロなお茶請けを買う。

これからも変わらずにいてね♪

(写真は)

「李製餅家」中山店。

看板は大きいけれど(笑)

小さな小さな

愛される2坪。