はしっこの誘惑
知ってはいたよ。
それが正しいって
知ってはいたけど
ああ、今年もまた(笑)
はしっこの誘惑♪
2019秋の台湾食い倒れ旅リポートを続けている間に
札幌には初雪が降り、街はあっというまに白い雪景色になり、
ドアにクリスマスリースを飾る冬本番になっていました(笑)。
ということで、本日は台湾旅リポはちょっとお休み、
2019クリスマスシュトーレンのお話♪
そうです、今年も届きました。
毎年愉しみにしているエグ・ヴィヴの特製シュトーレン♪
小樽市忍路の海を見下ろす丘の上にある「Aigues Vives(エグ・ヴィヴ」は
決してアクセスの良い場所ではないのにも関わらず、
全道、いや、全国からパン好きが訪れる伝説のパン屋さん。
古き良きヨーロッパの小さな村のパン屋さんのように
丸太の皮剥き、薪割りと手間のかかる薪窯で焼き上げたパンは、
一度食べると・・・もう忘れられないレジェンド級の美味しさ。
カンパーニュ、バゲット、クロワッサン、パン・オ・ショコラ、
そしてドライフルーツやナッツがぎっしり入ったハード系パンなどなど、
道に迷いながらたどり着き、お店の前に広がる海を眺めながら
ゲットした珠玉のパンを食べる幸せは楽園を超える(笑)。
そんな伝説のパン屋さんエグ・ヴィヴが
一年に一度、この時季だけに焼いてくれる特別なシュトーレンが、
今年も知人経由で予約、我が家に届いたのです。
さあ、2019年は、どんなおくるみかしら?
おおお~、例年と変わらぬ麦藁を模した素朴なおくるみに
今年はオレンジ色のペーパー飾りに白いキャンドルが一本、
赤い紐で大切にくくりつけられています。
幼子イエスが生まれた馬小屋の聖なる風景をイメージした包装、
キラキラパッケージとは一線を画した清らかさに満ちてます。
さあ、いよいよシュトーレン本体の降臨。
かさかさ・・・乾いた音をたてる麦藁おくるみの中から・・・
ずっしり重みのあるちょっと武骨ともみえるシュトーレンが姿を現した。
よくある真っ白に粉砂糖がまぶされたタイプとは違って、
見た目に派手さはないのですが、味わいはピカイチ。
丁寧に仕込んだ洋酒漬けのフルーツや香ばしいナッツをふんだんに使って
薪窯でじっくり焼き上げ、表面に何度も何度も溶かしバターを塗って、
仕上げに粉砂糖を振りかけたエグ・ヴィヴのシュトーレンは、
分厚い皮にバターとお砂糖がじんわりしみ込んで、
しみじみ、じんわり、ほっこり、滋味深く奥深く、めっちゃ美味しいの♪
特に・・・大好きなのが、はしっこ。
薪窯でゆっくり焼かれているので、はしっこの部分はクッキーのような、
上等なビスコッティ―のようなカリ&シャリ&しっとりな食感が最高。
なので、知ってはいるの、知ってはいるのよ、
シュトーレンの正しい切り方はね。
①真ん中で切る②その真ん中からスライス③断面を合わせて保存、よね。
こうすると断面が空気にされされず乾燥しにくいので
クリスマスを待ちわびながらゆっくり食べ進めることができる、のよね。
しかし、私は、はしっこが、好きだ(笑)。
毎年、聖なるおくるみ形のシュトーレンを前に
息を整え、ナイフを手にして、私は迷う。
真ん中から切るべき・・・なのよね・・・知ってはいる、知っているけれど、
やっぱり、今年も、はしっこが食べた~い!
てなわけで、今年も、セオリーに逆らい、はしっこから切っちゃった(笑)。
ナイフの刃から軽い手応えが伝わってくる。
薪窯で充分焼かれ水分が飛んだはしっこだからこその手応え。
これよ、これこれ、シュトーレンも、羊羹も、はしっこが美味いんだ♪
禁断のはしっことその次のスライス部分と
夫と仲良く半分こして、2019クリスマスシーズンが始まった。
う~ん、ちょっと焦げた香ばしさ、軽い食感、芳醇なバターの風味、
シュトレーンのはしっこは世界で一番美味しいはしっこ、だ。
残りのシュトーレンは頑丈にラップで密封。
2019クリスマスの季節がやってきた。
で、今年も、はしっこの誘惑に負けた。
神よ、どうかお慈悲を(笑)。
(写真は)
「エグ・ヴィヴ」の
2019シュトーレン。
麦藁おくるみが素敵♪

