門外不出排骨酥
定規で計った
お揃いの長さ
カリカリでほろほろ
一瞬で恋に落ちる
門外不出排骨酥♪
2019秋の台湾食い倒れ旅ファイナル~最後の晩餐の賞。
帰国日前日の夜、食い倒れのラストステージに選んだのは
ミシュラン一つ星を獲得した予約のとれない超人気店、
「金蓬來台菜餐廰(ジンボンライタイツァイツァンティン」。
台湾初の「ミシュランガイド2018」に掲載されている
わずか2軒の台湾料理の星付きレストランのうちのひとつであります。
場所は台北市の中心部から離れた郊外の天母エリア、
決して便利とは言い難いロケーションながら、
わざわざ行く価値のあるお店としてつとに有名なのでした。
で、旅人も、わざわざ(笑)MRTを乗り継いで郊外の「芝山」駅へ。
そこから、たまたま遭遇してしまった(台湾で珍しい)
ワイルドスピード系の運転手さんのタクシーでちょっとドキドキしながらも
無事に落ち着いた雰囲気の一軒家レストランに到着しました。ほっ(笑)。
緑に囲まれた郊外の邸宅風の店構えに期待感が膨らみます。
扉を開けると、黒スーツ姿の女性がにこやかに出迎えてくれました。
おおお~、さずがミシュラン星付きレストラン、
ちゃんとレシェプトニスト(案内係)を置いているのねぇ。
「いらっしゃいませ、お名前は?」と確認したのち、
速やかに1階の中央の席に案内してくれました。
シックで上品な色調でまとめられた店内には
趣味の良い調度類や壁飾りなどがさりげなく配置されていて、
お洒落だけれど温かみがあってとっても居心地がいい雰囲気。
さあ、お腹もすいた、早速オーダー♪
まずはこのお店名物のアレとコレとソレと・・・即決定。
サービス担当のベテラン女性スタッフにさくさく伝えます。
笑顔で注文を受け付けると、また笑顔でお茶を注いでくれる。
星付きレストランなのに、この家庭的なサービス、ほっとしますね。
お料理も実によきタイミングで出てきました。
まず特筆すべきは「金蓬來」名物料理「蓬來排骨酥」。
お客さんのほとんどが注文する骨付きポークリブのから揚げ、です。
1950年の創業以来、一子相伝で代々受け継がれてきた一品は
門外不出のまさに秘伝レシピで作られたもの。
長方形のお皿に整然と並ぶポークリブの美しいこと。
ずべて8~9cmになるように定規で計ってカットされ、
店を受け継ぐ主人しか知らされないという秘伝の味つけをほどこし、
カラリと黄金色の揚げた「蓬來排骨酥」。
ワイルドに手づかみでかぶりつくのが正しいお作法(笑)
いざ、かぷり・・・うわっ!外はカラリと香ばしく、
うひょ~、ほろほろのお肉がするりと一瞬で骨からはずれていく。
外はサクッと軽くて、中はじゅわっとジューシー、最高♪
ふわりと控えめに香る数々の台湾スパイス。
優しく滋味深く、それでいてしっかりした味わい。
なんとも複雑で複層的で・・・めちゃ美味しい~~~!!!
肋骨のやや下の部位を厳選して使っているらしく、
ほんのり脂が乗っていて、これは病みつきになる。
「蓬來排骨酥」
確かにこの一皿を食べるためだけでも
MRTを乗り継いでタクシーでやってくる価値がある。
「金蓬來台菜餐廰」ノックアウト料理リポートは、
明日へと続きます♪
(写真は)
「金蓬來台菜餐廰」の
名物料理「蓬來排骨酥」。
手づかみがお作法♪
魔術のように超美味。



