あたりまえじゃない

読めて

理解できて

発音できて

あたりまえじゃない

言葉は生きている

そうか・・・。

今の子供たちは本を「読まない」のではなく、

「読めない」のかもしれない・・・のか。

朝刊に載っていた国立情報学研究所教授の新井紀子さんの論評記事、

「読めない子どもたち 犯人はICTじゃない 大人だ」を読んではっとしました。

OECDが実施する国際的な学習到達度調査「PISA」の最新結果では

日本は数学・科学リテラシーでは何とかトップグループに留まりましたが、

読解力は15位、前回に続いて順位を急落させました。

図書室にある児童文学の文章も今の子供たちの読解力では

難しすぎるのかもしれないと記事は指摘しています。

そんな話を聞くと、

「ほ~らね、本を読まないでスマホに没頭してるから」と、

安易にスマホやICTなどを「犯人」に仕立てがちですが、

若者がSNSに走るのは先進国共通の傾向、日本だけではありません。

新井氏が注目するのは今回のPISAでアメリカが13位だったこと。

20年前の調査開始以来、初めて日本はアメリカに抜かれたのです。

日本とアメリカの教育の、何が違うのか。

移民大国アメリカでは両親が英語が母語じゃない生徒も多いため、

英語を体系的に段階的に習得させるカリキュラムの研究が盛んで

「英語は母語なのだから自然に身につく」という先入観がないそうだ。

そうだ、そうだよ、日本の学校の時間割には

「国語」という科目があるけれど、「日本語」という科目はない。

日本語は母語だから話せて読めて理解できてあたりまえという前提から

日本語という言語を体系的に学ぶカリキュラムは存在していない、わけだ。

日本語は母語だから理解できてあたりまえ。

しかし、言語環境が激変する現代、

大人世代にとっては「あたりまえ」なことが

今の子供たち、若者たちにはできない現実にあたふたし、

安易に犯人捜しをしても解決にならない、ということだ。

さらに外国にルーツを持つ子供たちも

日本の学校で学ぶことも珍しくない時代になっています。

「国語」だけじゃなく、「日本語」という言語を

基礎から体系的に学ぶ機会があったらいいのにって思います。

たとえば日本語の発音だって、

母音、子音、鼻濁音や母音の無声化など

日本語独特の特徴を理解し、丁寧に発音することで、

コミュニケーション力、プレゼン力、伝える力が格段にアップします。

なんなら、いつでも臨時講師、引き受けまっせ(笑)

言葉は生きている。

さらに言葉を取り巻く環境は激変している。

日本語だから母語だからみんな話せて読めて理解できてはあたりまえは、

あたりまえじゃない。

時代に即した発想の転換が必要な時代、なのかもしれません、ね。

(写真は)

シフォンケーキ第2弾。

めっちゃ膨らんだ~♪

卵黄もしっかり泡立ててみた成果か?

あたりまえの作り方を

ちょっくら工夫した、エッヘン(笑)