春ナムル

山の恵み

野の恵み

畑の恵み

心を尽くす

春ナムル

新型コロナウイルスの感染拡大で東京のお花見も宴席禁止、

お酒類に変わって売り上げを伸ばしているのが花見団子だとか。

桜の下でシートを広げて飲めや歌えやの宴会スタイルから、

桜を愛でながらの通り抜けスタイルに変化した今年のお花見、

片手に団子、片手にスマホ、というところでしょうか。

おウチクッキングで免疫力アップ作戦中の我が家では、

三色の花見団子に負けないお野菜料理に舌鼓。

緑と白とオレンジ色が鮮やかな「三色春ナムル」。

先週末のすき焼きバースデーの一品として登場しました。

ほうれん草ともやしとニンジンのナムル。

料理家コウケンテツさんのレシピに従って、

ちゃんとそれぞれ違う手順で丁寧に作りましたよ。

素材に合った火の入れ方、調味料があるのよねぇ。

ほうれん草は茹でて、醤油と胡麻油と白胡麻で和え、

もやしは蒸し煮してから、塩と胡麻油と白胡麻、

にんじんはフライパンで炒めてから、塩、胡麻油、白胡麻で調理。

それぞれの素材が持つ味、香り、風味を生かすように仕上げます。

韓国では「ナムルの味を見れば料理の腕がわかる」とも言われるとか。

どのナムルも調理法や調味料は似通っていますが、

素材ごとに微妙に異なり、作り手にとっては手間のかかるお料理。

山野の恵みを大切にする繊細な一品、なのですね。

「ナムル」の語源は韓国語の「ナ(野)」+「ムル(物)」で

野菜や山菜、野草などを茹でて味つけした「野物」という意味。

つまり、山や野や畑の恵みの数だけのナムルが存在するわけで、

お隣の国の豊かな食文化を彩る野菜料理なのですね。

その歴史は仏教伝来後の精進料理が長く続いた間に生まれたものだそうで、

山野に自生する植物を使うナムルは戦乱や飢饉の際の食糧ともなり、

また季節の山野草を摘んで干して作ったナムルは、

野菜の乏しい冬の間の貴重なビタミン源となりました。

普段はおかずとして1~2品が食卓に載るナムルですが、

韓国のお正月などおめでたい日には三色ナムルが並ぶのだそうです。

ゴサリ(わらび)、トラジ(キキョウの根)、ほうれん草の茶、白、緑の三色。

しかし、さすがにゴサリもトラジも入手はなかなか難しいので(笑)、

今回はほうれん草、もやし、ニンジンの緑、白、オレンジの三色春ナムルで、

自分のお誕生日いを、自分で祝っちゃったわけ(笑)。

ナムルはエラい!

色々な野菜を摂れる、作り方はシンプル、ヴァリエーションは多彩、

作り置きが可能、ビビンバなど応用料理も楽しめる。

そう、休校中の子供たちのお昼ご飯対策にもぴったりの野菜料理なのです。

給食メニューの人気ナンバーワンは「ビビンバ」ですものね、

甘辛ひき肉トッピングさえ作れば、すぐ出来ちゃう♪

春ナムルで、

巣ごもりライフを美味しく乗り切る、のもいいかも。

小さな楽しみ、発見を見つけていこうっと、ね♪

(写真は)

彩り鮮やかな

三色「春ナムル」。

は~るよ、来い♪