過ぎたるは・・・
エキゾチックで
エスニックな
異国情緒漂う
魅惑の香辛料
過ぎたるは・・・
沖縄の梅雨明けにつられたのか、
札幌も昨日の最高気温は30.0℃と6月の真夏日に。
朝から真っ青な夏空が広がるなか、ベランダ清掃に励みました。
夫がデッキブラシで床をゴシゴシこすり、妻はバケツの水を運び、
抜群のコンビネーションで裸足で歩けるほどキレイにお掃除。
いい汗をかいた真夏日サンデーのお昼ごはんは、
2020年今季初の「冷やし中華、始めました」(笑)。
先日の「男子ごはん」で紹介してた美味しそうなレシピを
野宮的アレンジを加えて、再現&創作してみました。
題して「野宮的鶏ささみのレモンだれ冷やし中華」。
まずお湯を沸かし塩を加え、鶏ささみを入れ蓋をして火を止め、
そのまま15分置いて火を通し、煮汁に浸したまま冷まし、
水気をふきとって食べやすくほぐします。
ボウルにほぐしたささみとカニカマを加え、
レシピではさらにセロリとザーサイを入れるのですが、
冷蔵庫にセロリがなかったと、お漬物にトラウマがある事情(笑)から、
ここで野宮的アレンジ。長葱の斜め切りに替えて、ザーサイはパス。
多分、絶対、美味しくなるはず。お料理は臨機応変にね♪
ここで本日の一皿の肝となるスパイスが登場。
「花椒(ホアジャオ)」であります。
中国原産のミカン科サンショウ属の低木「カホクザンショウ」の実。
日本の山椒の花である「花山椒」とは全く別物。
柑橘系の爽やかな香りとベルガモットのような香り、
ピリピリとした強い刺激をパンチの効いた辛み、
そして独特の「しびれ感」が最大の特徴のスパイス。
特に四川料理には欠かせない香辛料として知られていますよね。
麻婆豆腐の「麻」という感じは「痺れる」という意味で
この「花椒」のことを指しています。
「花椒」をたっぷり使ったしびれ感をフューチャーした、
しびれ系の麻婆豆腐や担々麵は今や人気グルメ、
一度ハマると虜になる魔力があるようです。
スーパーのスパイス売り場にはパウダーもありますが、
今回はより刺激をダイレクトに感じる「ホール」タイプを使用。
赤く開いた果実が花のように見えるから「花椒」の名がついたそうですが、
なるほど、小さな赤い実が笑ったように開いたり、閉じたり、可愛い。
この「花椒」のホールを大匙半分ほど、小さなすり鉢でゴリゴリ。
うっわぁぁぁ~、なんとも爽やかで華やかな香りがたちのぼる。
うん、確かに・・・柑橘系+ベルガモット系の香り。
すでに、この時点で、エキゾチック&エスニック。
あとはもう一気呵成に仕上げていきます。
ボウルの具材にすりつぶした「花椒」にレモン汁、胡麻油、醤油、黒酢、
オイスターソース、少々の塩を加えて、具材とよく混ぜ、
茹でた中華麺を水で締めてよく水気を切り、
胡麻油少々まぶしお皿に盛り、具材をその上に盛り付けていきます。
さらにもうひとつ、野宮的アレンジ。
お皿の周りにレタスの千切りとミニトマトをプラス。
あとはレモンのくし切りを添えれば
「野宮的鶏ささみのレモンだれ冷やし中華」の完成。
真夏日のお昼、エゾハルゼミの鳴き声をBGMに、いっただっきま~す!
うっひょぁぁぁぁ~!!!こいつは・・・絶品じゃあ~~~!
鶏ささみとカニカマ、ネギの山海の具材に
爽やかで華やかで重層的な旨みと香りと辛みが絡んで、もう最高!
ん・・・?でも・・・「しびれ感」は・・・そうでもない?
「ちょっとはしびれる、けど、そうでもないかな」
「だね、花椒、大匙半分じゃ足りなかったかな?もう少し入れても良かった?」
「いやいや、充分、美味しいよ」なんて会話を交わしながら
わしわし食べ進め・・・お皿が半分以上空いたあたりから・・・
ピリピリ・・・・ピリピリ・・・ピリピリピリピリ
すぅ~はぁ~、おおお~、舌が、舌のサイドが、しびれてきたぁ~。
「花椒」の実力を、決して侮ってはいけない。
その「しびれ感」は・・・時間差でやってくる(笑)。
大匙半分でも食べ終わった頃には、結構なしびれ感。
もしあれ以上、入れていたら、大変なことになっていた(笑)
プロの料理家のレシピ、スパイスの量は、素直に従った方が良い。
勝手にアレンジすると、後戻りができなくなる。
そうだ、その昔、初めてクローブを使ってポトフを作った時、
玉ねぎに差したクローブの量が多過ぎて・・・
煎じ薬のような、漢方薬のような、悲惨なポトフになったことがあった。
エキゾチックなスパイスは、過ぎたるは・・・惨事を招く(笑)。
スパイスの教訓を肝に銘じ、
大匙半分を守りつつ、また作ってみよう、
「野宮的鶏ささみのレモンだれ冷やし中華」。
我が家の夏の新定番、になりました。
(写真は)
・・・食い気にはやって・・・
「野宮的鶏ささみのレモンだれ冷やし中華」、
写真を撮るのをすっかり忘れちゃいました(汗)
替わりにMVP「花椒」が代打♪

