才能の人
考えて考えて考えて
好きなことに
時間を捧げることが
苦にならない
才能の人
ピピッ、ピピッ、ピピッ!
ドキッ!・・・また・・・何が・・・起きた!?
NHK7時のニュースの画面に突然流れた速報画面とアラーム音、
心臓がドキンと跳ね上がった次の瞬間、
やった~!すっごぉ~い!
心から嬉しいニュース速報でありました。
「藤井聡太七段 棋聖戦で渡辺棋聖に勝利
17歳11か月の最年少タイトル獲得」
確か、こんな文字スーパーが画面に流れていたような。
新型コロナウイルス関連、豪雨災害と辛く心配なニュースが続く中、
本当に久しぶりに両手で万歳!快哉を叫ぶグッドニュースでありました。
藤井クン、聡太クン、おめでとう!!!
藤井聡太新棋聖、とお呼びしなければならないのでしょうが、
くるんと眉にかかる巻き毛の前髪、
快挙を果たしてもぽそぽそ謙虚に語る姿、
勝負飯に810円の味噌煮込みうどんを選ぶところ、
なんとも可愛い17歳の男の子としての自然体の魅力があって
ついつい、気軽に、そう呼んでしまいたくなります。
朝刊各紙も字面から嬉しさが伝わってくるような記事が満載。
道新の卓上四季は8歳だった聡太少年の負けず嫌いっぷりに触れていました。
プロ棋士がアマチュアを対象に多面差しの将棋指導を行うイベントの際、
負けた少年は突然、盤上に覆いかぶさり、ややあって火がついたように
泣き出したそうです。聡太クン、悔しかったんだね。
その時の指導をした谷川宏司永世名人は
著書の中で「才能」について、こう書いているそうです。
「才能とは、自分が好きなことに時間を捧げることが苦にならない
情熱の深さの度合いなのだ」。
なるほど、「才能」と書いて、藤井聡太新棋聖、と読むのだな。
5才の頃、おばあちゃんが持ってきてくれた将棋セットが
将棋を始めたきっかけで、どんどんのめり込み、
幼稚園の頃には詰将棋の回答を考え過ぎ、
「頭が割れそう」と母親に訴えたこともあったとか。
ウチにも約1名息子がいましたが、滑り台から転げ落ちて、
あやうく頭が割れそう(笑)になったことはあっても、
考え過ぎて頭が割れそうになったことは、記憶にない。
自分の好きなことに時間を費やし、頭が割れそうになっても、
苦にならない、才能ある幼稚園児の驚愕エピソードだ。
人は、凄い人には称賛と同時に、軽く嫉妬も感じてしまう生き物ですが、
こと藤井聡太新棋聖に関しては、万人が100%魅了される。
その秘密を探るヒントが師匠の杉本昌隆八段の話にありました。
彼は「勝って地位や名誉を手に入れようと思って指していない。
いい意味で勝ちにこだわっていない。だから良い手を指せるのかもしれません」。
そうか、負けて盤上に突っ伏しギャン泣きした5歳の頃から、
魂の部分は、子供のまま、純粋なままなんだね。
社会的な勝ち、人から羨ましがられる勝ちなどには興味はなくて、
ただただ純粋に将棋が好きで、将棋に勝ちたい、だけなんだね。
他人を負かすことでも、人より上に立つことでもない。
そういえば朝ドラ「エール」の中にも印象的な台詞がありました。
担任の先生が主人公の少年に語りかけた言葉。
「人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、
ほんの少し簡単にできること。それがお前の得意なもんだ!
それがみつかればしがみつけ!必ず道は開く」。
聡太少年は、おばあちゃんからもらった将棋セットから、
きっとそんな風に語りかけられ、しがみついたのだろう。
だから、考えて考えて頭が割れそうになっても考えて。
努力することが苦にならない。
そんな才能の人に、人々は感動する。
聡太クンのママでもないのに(笑)、
なんだか、今朝は誇らしく、
晴れやかな気持ちでいっぱいだ。
藤井聡太新棋聖、おめでとうございます。
(写真は)
真夜中の東の空
有明の月が輝いていた。
くっきり写っていないけれど、
それは美しい月齢24.8の月だった。
なんか、いいことありそうな♪

