白い芳香

爽やかで

フルーティーで

まろやかで

つん、とこない

白い「芳香」♪

我が家の食卓に革命が起きた。

いや、正確には「お酢」が苦手なアタシに起きた。

イタリア生まれの白い「芳香」、

そう、白いバルサミコ、との出会いです。

レモンやライムなどの柑橘類の酸っぱさは大好き、なのですが、

子供の頃から、どうも「お酢」の酸っぱさが苦手でした。

酸っぱさそのものよりも、つんと来るあの刺激が、ね。

だから餃子のたれにお酢は入れないし、

あんかけ焼きそばにドバドバかけたり絶対しないし、

当然、酢の物は、すべてパス。

多分、幼少期からのお漬物トラウマが影響しているのかと思うのですが、

発酵した酸っぱさが放つ「つん」刺激が、どうもダメなのねぇ。

それでも、台湾旅で黒酢でいただく小籠包の美味しさに目覚めてから、

比較的まろやかな黒酢はイケるようになってはいました。

そんな「お酢」の「つん」苦手症候群の私に革命が!

それが、知人がすすめてくれた、「白いバルサミコ」であります。

「お酢がだめでも、騙されたと思って試してみて!」と言われ、

素直なアタシは(笑)騙されてみることにしたのです。

で、先日ご紹介した、夏の最強トリオアンティパスト、

フルーツトマトとモッツアレラとオイルサーディンの一皿で初挑戦。

バージンオリーブオイルとともに白いバルサミコをたらり、

ぱくっ!・・・ひょえっ!うそっ!「つん」とこない!!!

つーか、爽やかな甘み、まろやかな口当たり、フルーティーな香り、

まるで白ブドウの果汁そのままのような、これが「お酢」???

バルサミコ酢というと赤みがかった黒色の

風味もコクも酸味も濃厚で芳醇なタイプが一般的ですが、

白いバルサミコは白ブドウの果汁を通常よりも低い温度で短時間濃縮させ、

白ワインビネガーと合わせ熟成させているために、

白ブドウ本来の爽やかな色、香り、風味、甘みが残り、

つまり、「つん」とこないのですね♪

「夜ぉが明けたぜよぉ~~~!」

白バルサミコの出会いが、私の「お酢歴史」を根底から変えた。

この世に、これほど「つん」とこないお酢があるとは、

これは・・・革命だ、私は、お酢嫌いを、克服した。

大手を振って宣言しよう、私は、白バルサミコが、好きだ~(笑)

で、新しい時代の幕開け、

昨日の土曜ランチの食卓でも白バルサミコが大活躍。

先実のテレビの料理番組で紹介していたレシピを少々アレンジ、

「野宮的トマトとタコのカルパッチョ」。

これも、切って、並べて、載せるだけ。

玉ねぎを薄くスライスし、塩少々をふって10分ほど置き、

しんなりしたところにレモン汁、ヴァージンオリーブオイル、

そして白バルサミコを加えて、トマトと薄切りにしたタコの上に載せ、

黒胡椒とイタリアンパセリを散らし、仕上げにもう一度

ヴァージンオリーブオイルを回しかけたら完成。

彩りも爽やかな味わいも夏らしい絶品カルパッチョ!

レモンの香りと「つん」とこないバルサミコのフルーティーな風味が

濃厚な旬のトマトとタコにベストマッチ。

タコを白身魚や帆立に替えてもイケそう♪

白バルサミコは、エライ!

これさえあれば、お酢の新世界が広がっていく。

てか、そのまま飲めそうなほど爽やかでフルーティーで

お酢であって、もはや、お酢でない?

「バルサミコ」とは

イタリア語で「芳香がある」という意味。

「心地よい」「マイルドな」という意味もあるそうです。

イタリア語の辞書にぜひもう一つ新しい訳語を加えてほしい。

意味:「つん」とこない(笑)

白いバルサミコ=白い芳香。

お酢が苦手な人、

新しい世界が広がりますよ♪

(写真は)

「野宮風トマトとタコのカルパッチョ」。

お皿の向こうのボトル、

右側が有機白バルサミコっす♪