雅なお野菜

シャキシャキ

爽やか歯ざわりの

サラダ野菜

光源氏も愛した?

雅なお野菜♪

お盆の季節は戦争の夏、でもあります。

明日8月15日は終戦記念日。

2020年、さまざまなことを想う戦後75年の夏です。

出征経験のある亡き父からもっと戦争のことを聞いておけばよかったと

自分の年を重ねるたびにほろ苦い後悔の思いが強くなります。

戦争に行った人も故郷を守った家族も

食べるものに事欠き、ひもじい日常を強いられた時代を思うと、

お野菜の葉っぱ一枚、おろそかにできない気持ちになってきます。

新鮮な北海道産朝採りレタスも大事に大事にいただきましょう。

太陽の恵みをいっぱい浴びたレタス、

特に濃い緑色をした外側の葉っぱは栄養満点。

サラダにするには少し固い部分ですが、だからこそ、

炒めたり、スープや麺類に浮かせたり、加熱すると最高に美味。

簡単にできちゃう外側レタスの炒め物は我が家のプチマイブーム、

先日はキューピーマヨネーズのCMレシピをアレンジ、

「レタスと卵とトマトのふわふわ炒め」を作ってみました。

材料はみ~んな冷蔵庫のありものばかり。

卵にマヨ少々を入れて溶いて、ふんわりスクランブルにして取り置き、

オリーブオイルとマヨを熱したフライパンでベーコンとトマト、舞茸を炒め、

火が通ってきたら、緑濃い外側レタスを投入、さっと油がまわっったところで

ふんわり卵を戻し入れ、塩少々で味を調え、黒胡椒を挽いたら出来上がり。

う~ん・・・CMほど色鮮やかにはいきませんでしたが(笑)

何とも食欲をそそる匂いがする~。絶対美味いぞ。

パクリ、うん、やっぱり、想像通りに美味しい♪

加熱したレタスって、サラダよりも好きかも。

レタスを油ととともに食べることでカルシウムの吸収率がアップし、

しんなりしてカサが減るので食物繊維もたっぷり摂れるので、

イライラを鎮めるリラックス効果も期待できるらしい。

何かと心配、不安、気疲れが多いこの夏におすすめの調理法ですねぇ。

そんな加熱したレタス、実は平安時代にはすでに食べられていたのだとか。

野菜サラダの主役である玉レタスは戦後、アメリカから日本に入ってきましたが、

地中海から中近東原産の巻かないタイプの葉レタス(萵苣=チシャ)が

奈良時代には中国経由で日本にもたらされていたようなのです。

長屋王邸跡で発掘された木簡に

「知佐五束・・・和銅五年十一月八日国足」という記述がみられ、

同時代の造仏所作物帳にも「苣(萵苣=ちさ)」の名が記されていて、

和銅5年は712年、つまり奈良時代にはレタスは伝わっていたのですね。

当時のレタスは葉レタス=リーフレタス、

今のように玉になるタイプではなく外側の葉を掻き取って収穫していたので、

「カキチシャ」とも呼ばれていたようで、生食ではなく、

平安時代にはさっと茹でて和え物などにして食べられてたようです。

ほぉ~、平安時代の雅な貴族たちも「カキチシャ」召し上がっていたのねぇ。

絶世の美男子光源氏さまの美しさにもレタスが貢献していたのでしょうか。

さっと加熱することで栄養も食物繊維も効率的に摂れることを

平安貴族も経験的に知っていたのかも、しれませんね。

そういえば、沖縄のおでんにも

結構な確率で青菜としてグリーンレタスが使われていましたっけねぇ。

てびちの旨みが沁みこんだお出汁でさっと火を入れたレタス、

めっちゃ美味しかったなぁ~。

北海道から飛行機に乗って、

沖縄おでんを食べられる日はいつ来るのだろうか。

感染拡大の収束を心から願いながら、

雅なお野菜、レタスに炒め物を味わうお盆、です。

(写真は)

キューピーCMアレンジ

「レタスと卵とトマトのふんわり炒め」

レタスは外側、加熱が、美味い♪