秋のブン
秋来ぬと
はっきり
感じる今日この頃
秋分を前に
秋のブン♪
郊外を車で走ればススキの穂がさわさわと秋風に揺れ、
ベランダで洗濯物を干していると目の前を赤とんぼがすいっと横切る。
「秋来ぬと目にはさやかにみえねども・・・」と名歌をお詠みになった、
藤原敏行朝臣さま、秋がさやかではなく、はっきりとやってきました。
ナナカマドの実も赤く色づきはじめた初秋の金曜日、
金曜ごはんは今季名残り?のエスニック料理にいたしました。
アジアンエスニック料理でエアGOTO世界旅行(笑)
でかける国は(笑)最近惹かれっぱなしのベトナムです。
場所はベトナム中部の海沿いの都市ダナン。
作るお料理はダナン名物「ブン・チャー・カー」
以前も一度ご紹介した温かいスープ仕立てのブン料理です。
ブンはおなじみのフォーよりもずっと細い素麺のような米粉麺、
「チャー・カー」は魚のすり身揚げ=さつま揚げのこと。
残暑厳しい先日は汁なしの焼豚肉汁なし麺、
南部の名物料理「ブン・ティット・ヌン」に挑戦、大成功♪
爽やかな秋風が心地よく、秋分の日も近い今日この頃は
秋のブン(笑)ってことでスープ仕立てのダナン名物にしました。
ブンも買い置きストックの在庫がまだあるし、
鶏肉もさつま揚げもレタスもライムも冷蔵庫にあるし、
あとはご近所スーパーでもやしとバジルとミントを買ってくるだけ。
ナンプラーも常備しているし、生姜もあるし、完璧。
ベトナム料理で使われるニョクマムもタイのナンプラーも同じ魚醤、
ナンプラーの方が少し塩気が強い傾向がありますが、
どこでも手に入るポピュラーなエスニック調味料になりましたよね。
我が家はお醤油、お味噌と同じように冷蔵庫に常備しています。
まずはお鍋にお水と鶏胸肉かたまり、生姜の薄切りを入れて、
コトコト20分程、澄んだ優しい金色のスープをとります。
鶏胸肉は取り出して、冷めたら食べやすく手で割いておき、
スープにナンプラーと鶏ガラスープを加えて味を調え、
さつま揚げを半分に切って温めておきましょう。
あとは乾燥したブンを茹でて、さっと水で締めてザルに明け、
器に盛り、さっと茹でたもやし、生のレタス、バジル、ミントをのせ、
鶏肉とさつま揚げをトッピング、スープを注ぎ、ライムをあしらう・・・
だけ、だったのですが、しまった~!手順が、狂ったぁ~!
空腹から気持ちが焦ったのか(笑)
レタスやハーブを載せるのを忘れて具とスープを注いじゃったのだ。
熱いスープを生野菜に注ぐことでいい具合にしんなり収まるはずが、
後から載せたもんだから、器全面、レタスの花盛り・・・(涙)
ヴィジュアルは、謎のレタス麺(笑)
レタスの下から鶏肉やさつま揚げを掘り出そうとしましたが、
熱いし、ぐちゃぐちゃになるし、そんなことしてると冷めるし、
ええ~い、見た目はイマイチだが、味はピカイチ、と食卓へ。
謎のレタス麺?にライムを絞って、まずはスープを一口。
うひょ~、うんまぁ~い、優しく上品淡麗なスープ、もう最高。
そしてレタスともやしとバジルとミントとブンを一緒にすする。
まじ、うまっ!間髪入れず鶏肉とさつま揚げもお口へ放り込む。
秋の食卓から、またまた瞬時に、まだ見ぬダナンへ。
港町ダナンの評判の屋台で「ブン・チャー・カー」をすすっている、
ような気分になりました(笑)
キッチンから、パスポートも感染対策も必要なしに行ける、エア旅。
ちょっと盛り付けの順番は違ったけれど、
お腹の中に入れば問題なし(笑)
秋の始めのブン、
爽やかな季節の到来を実感した金曜ごはん、でありました♪
(写真は)
というわけで、
映え、はしない、謎のレタス麺?
いえいえ、ダナン名物
「ブン・チャー・カー」♪

