道産子ロングセラー

そうか

そうだったの、

懐かしい君の

長年の秘密を知った

赤ウインナーよ。

週末、近頃お気に入りの居酒屋さんで軽く一杯♪

まずは生ビールをオーダーして、お品書きを眺める。

さあ、何を食べようかな~、黒板に書かれた本日のおすすめから、

夫が大好きな鯨の生姜焼きと、夫婦が好きなカキフライ、

そして・・・「あ~!懐かしい!!」妻が叫ぶ。

「赤ウインナー炒め」。

一気に心は昭和へタイムスリップ。

何十年ぶりの再会になるだろう。

万感の思いを込めて(笑)注文する。

「お待たせしました、赤ウインナーです!」

ああ~・・・長らくご無沙汰してました(涙)

お皿の上には赤いタコさんウインナーが3匹、タコさん以前が2匹。

昭和、平成、そして令和と、今も変わらぬこの姿でいてくれたのねぇ。

しかも「玉ちゃんウインナー」の旗つき。

「玉ちゃん」が何者なのか気になりますが、

まずは懐かしすぎる赤いタコさんウインナーをパクリ♪

うわぁ~ん・・・昭和とおんなじ味がするぅ~。

「これよ、これこれ、子供の時食べたのと、おんなじ~!」

パキッと肉汁ジューシーな今どきウインナーとはまったく別物、

優しい旨み、ふっくらした食感、ほんのり甘みさえ感じるこの味、

朝ごはんやお弁当のおかず、炒飯の具にもなったな~。

赤い小さな円盤が散らばった昭和のおウチ炒飯、思い出すぅ~。

と、赤いタコさんウインナーを頬張りながら郷愁に浸る妻を

向かいの夫が微笑ましく、というか、ちょっとぽかんとして見ている(笑)

「あれ?ねえ、懐かしくない?赤いウインナーだよ???」と詰める妻に

「う・・・うん・・・まあ、記憶にあるような、ないような・・・?」と

いまいち夫の反応が鈍い。

そのわけは「玉ちゃん」にあった。

サクッと調べてみると「玉ちゃんウインナー」は

北海道小樽市の玉屋食品のロングセラー商品の名前で、

昭和の時代から変わらぬ懐かしい味が人気の赤ウインナー。

さらに「赤ウインナー」で検索してみると・・・

なんと、どうやら、北海道の赤ウインナーの独自性が明らかになった。

昭和の時代から北海道では赤ウインナーも魚肉で作る文化があり、

ほかの地方のそれとは・・・どうやら味も食感も違った、らしいのだ。

子供の頃、あんなにお世話になった(笑)赤ウインナーなのに、

その独自性、地域性など、今の今まで知らなかったよ。

北海道の赤ウインナーは、魚肉ソーセージだった。

そうか、それで、道産子の妻と新潟県人の夫の反応に落差があったんだね。

そういえば・・・北海道の赤ウインナーは、

記憶の中では・・・お肉屋さん・・・というよりも

魚屋さんや塩鮭なんかを置いてる食料品店にあった。

鯨のベーコンとか並んで白いホーローバットに入っていたな~。

半世紀ぶりの再会で、

懐かしい君の秘密を知る(笑)

久しぶりだね、赤ウインナー。

これからも、よろしく。

(写真)

昭和から続く

道産子ロングセラー

赤ウインナーと

令和の秋に再開♪