天国のデザイナー

秋だから

お洒落がしたくなる。

華やかで艶やかな

唯一無二のお洋服よ。

さよなら KENZO。

え・・・KENZO・・・さんが・・・。

今朝のテレビのニュース、朝刊の見出しに、ショック・・・。

「高田賢三さん死去」、続く見出しにさらにショック。

「81歳、コロナで 」・・・!

「KENZO」ブランドで世界のファッション界を牽引した服飾デザイナー、

高田賢三さんが4日、新型コロナウイルス感染のため、

パリ郊外の病院で亡くなったそうです。

南フランスのバカンスからパリに戻った後の9月中旬に感染が確認され、

入院、治療が続けられていましたが、今月に入って体調が悪化してらしい。

改めて、特に高齢者には大変リスクの高い感染症だと痛感します。

世界のKENZOは、日本の誇り、でもありました。

文化服装学院を卒業後、1965年に貨物船でフランスへ渡り、修行を経て

70年パリにブティックを開業、プレタポルテ=高級既製服の旗手となります。

華やかな色彩、大胆な柄の組み合わせ、民族衣装から着想を得た独創性に

世界中が虜になりました。

赤やピンクなどの艶やかな原色使い、花柄とストライプの組み合わせなど

お洋服はかくあるべしといった、従来の常識を突き抜けたKENZOのお洋服は

70年から80年代、お洒落に目覚めた女性たち(私もその一人)にとっては

憧れの存在、いた象徴、アイコン、でありました。

KENZOのプレタポルテはなかなか手が届かなくても、

KENZOブランドのストールや小物は自分ご褒美に買ったりね。

ハンドバッグでもショルダーバッグでもない「ポシェット」は

重ね着ルックを提案した高田賢三さんが作りだしたアイテム。

98年に「ケンゾー」の社長を退き、株式もLVMHに売却、

デザイナーは務めていましたが、99年60歳でブランドを離れました。

何かのテレビ番組で見たパリの自宅は趣味の良いアートギャラリーのようで

高田賢三さんの高い美意識が凝縮された空間になっていて、

感動したのを覚えています。

秋になって、神様が新しいお洋服が欲しくなったのかな。

華やかで艶やかで自由で人間への愛情に満ち溢れた

「KENZO」ファッションが気になったのかな。

天国の専属デザイナーに迎えたかったのかな。

ありがとうKENZOさん。

お洒落心をわくわくさせてくれました。

お空の上でまた素敵なお洋服をいっぱいデザイン下さい。

神様や天使さんたちのために。

ご冥福をお祈りします。

(写真は)

天高く

澄み切った秋の青空。

KENZOのハンカチ、

お気に入りだったなぁ・・・