生きること

嬉しいこと

悲しいこと

色々あるけど

そうだね

生きること

2024年12月31日大晦日の朝です。

今年1年、世界も日本も社会も自分たちも

嬉しいこと、悲しいこと、乗り越えたこと、乗り越えられなかったこと、

本当に色々ありましたが、気がつけば、そんな年も残り15時間。

大晦日イブの昨日30日は夫と大通まで年末の買い出しに行きました。

物価高にため息ばかりの年でしたが、お正月くらいはプチ贅沢をと奮発、

お刺し身や牛肉、野菜などを大賑わいのデパ地下で仕入れた後は

ちょうどお昼どき、毎年恒例の1日早い年越しそばランチへ。

いつもの狸小路の老舗蕎麦屋さんに行くと、あらら満席、

寒い外で待つ元気はなく、デパ地下の別の老舗店をめざすもこちらも行列、

やはり大晦日イブ、みんなお蕎麦が食べたくなるのねぇ、

てなわけで地下街の3軒目にようやく入店、ほっ。

夫は蝦天蕎麦、私は天ざる&生ビールでお疲れさま蕎麦を楽しみ、

円山のご近所スーパーで今年最後の買い物をすませ、サッカー台に向かうと

杖をついた高齢の男性が買い物カートに食材を詰めていました。

けっこうな量をお一人で買い出しに来られたようです。

お家で誰かが待っているのか。

杖をつきながらも誰かのためにお正月の買い物をする姿が心に残りました。

帰宅後、小豆を煮たり、おせちの下ごしらえをぽちぽちしながら、

ふと目に入ったNHKの番組から目が離せなくなりました。

街角で3日間、定点カメラで時代を映す「ドキュメント72時間」の総集編、

6月放送の「中国 がん専門病院 路地裏の台所」です。

舞台は中国の江西省南昌。路地裏にある貸し台所にはコンロが並び、

調味料や鍋も常備、近くの市場で食材を調達すれば料理が作れるのですね。

この貸し台所を使う人の多くはすぐそばにあるがん専門病院の入院患者の家族で、

ここで料理を作り、病室の入院患者のもとへ運んでいるのでした。

闘病する娘のために野菜スープを作る母。

豚足煮込みを父の元へ運ぶ元料理人の息子。

母の看病のために学校をやめて慣れない料理を作る16歳の少女。

誰かのために温かい料理を作る貸し台所の名前は「愛心厨房」。

中国語で「思いやりの台所」という意味が胸に迫ってくる映像でした。

72時間、定点カメラが追った最後の姿は

「滋養があるの、薬より効くよ」と豚の内臓スープを

自らの手で作る女性患者さんでした。

貸し台所の片隅で湯気が出るスープを口に運びながら

彼女はカメラに向かってこう言います。

「食べることは、生きること」。

そうだ。食べることは生きること、生きることは食べることだ。

病をえた誰かのために貸し台所で温かい料理を作る。

家で待つ誰かのために杖をつきながら正月食材を買い出しにいく。

だって、食べることは、生きることだから。

嬉しいこと、悲しいこと、

本当に人生はいろいろあるけれど、

まずは、そうだ、料理を作ろう。ちゃんと食べよう。

食べることは生きること。

五十肩でも年越し料理は頑張るぞ。

今年1年、当ブログにお付き合い頂きましてありがとうございました。

来る2025年もマイペースで綴っていく所存です。

どうぞ来年もよろしくお願い申し上げます。

皆さま、よいお年をお迎え下さい!

(写真は)

大晦日イブの

年越し蕎麦ランチ

天ざるで生ビールで乾杯