忘れ物ない?

ねえ、大丈夫?

全部きちんと持った?

もう一度確認して、

あれと、これと、それと、

忘れ物ない?

山や街も赤や黄色に木々が色づき、

かすかに冬の足音が近づく季節になると、

なぜか、いまだに、きゅんと、緊張してしまいます。

ああ、受験シーズン・イン、だわねぇと。

「大学受験の宿選び、手配急いで」。

今朝の朝刊の教育面の特集記事の見出しを見て、

そうか、もう、そんな季節になっていたのかと気づき、

元受験生の親なもんで、当該者でもないのに、ちょっとドキッ(笑)

息子の大学受験からもうずいぶん経つのに、

あのハラハラドキドキ、緊張続きだった記憶が蘇るのです。

前期日程は家から通える場所でしたが、後期日程ははるか南方(笑)。

親子ともども土地勘のない街でしたから、結構大変。

そうそう、宿選びも慌てて予約したっけ。

とりあえず、交通の便の良さそうなホテルを押さえたのですが、

受験を終えて帰ってきた息子に「ホテルどうだった?」と聞くと、

「ん?朝ごはんのパンケーキが美味しかった」との答え。

リゾート地として人気の南国でしたので、

ホテルの朝食もリゾート気分、だったらしい。

まあ受験生にとってはよきリラックスになったかもしれませんが、

その大らかなリアクションに、

コイツはどこに行っても生きていけると思ったものです(笑)

今朝の特集記事によると、

大学入学共通テストまで3か月を切り、宿はできるだけ早く予約するのが鉄則。

北海道の受験生は雪による交通機関の乱れも想定し、試験の2日前には

現地に着く日程を組んで、とありました。

確かに確かに。雪で電車が、道路が、飛行機がストップした~なんて

あってはほしくないけれど、想定しておくのが北国の基本、ですね。

さらに、受験生の「持ち物リスト」を見て、

これまでにはなかったアイテムがリストアップされていました。

「試験当日に必要なもの」

受験票、身分証明書、筆記用具、鉛筆削り、現金、参考書、ノート、

お弁当、飲み物、ハンカチ、ティッシュ、そして、マスク!

「あると便利なもの」にも、カイロ、メモ帳、常備薬、のどあめ、

路線図、地図などに並んで、除菌シート、アルコールスプレーが

リストアップされていました。

今年の受験生は、コロコロ変わる受験制度に翻弄された上に

さらに、新型コロナウイルスの感染対策も講じなければならないわけで、

本人も家族も心配ごと、不安なことがいっぱいですよね。

忘れ物チェックもより慎重になることでしょう。

「受験票持った?お金持った?筆記用具持った?お弁当持った?」

忘れ物大王(笑)だった息子に、何度も何度も確認したものですが、

あれから幾つもの受験シーズンが過ぎ、

今年は「マスク持った?除菌シート持った?消毒スプレー持った?」が

受験親子のマストになりそうです。

受験本番まで3か月。

どうか感染拡大が収まりますように。

安心して解答用紙に向かえますように。

受験生の母は、陰ながら祈っております。

(写真は)

晩秋の大倉山。

ジャンプ台も

紅葉に彩られています。

明日、初雪降るかな?