甘くとろける誘惑

ぱっと見は

超辛口なのに

熱が入ると

甘くとろける誘惑

いとしい、ネギ♪

ピンポン♪

師走に入り、宅配便のお兄さんが運んできたのは超長~い箱。

もしや・・・あの、甘くとろける誘惑???

そうです、今年も大学時代の群馬在住の大友人が、

群馬県が誇る特産物を送ってきてくれました。

ネギの王様「下仁田ネギ」であります。

横長?縦長?の段ボール箱を開けると・・・

おおお~、ずんぐり極太のおネギさんたちが並んでいます。

その立派な胴回りは普通の長ネギの2,3倍はありますね~。

さっそく、冬の鍋の具材に少しずついただき、

クリスマスイブの食卓でも大活躍でした。

我が家の聖夜の食卓恒例メニューとなりつつある一品。

「下仁田ネギのスープ煮」です。

極太の下仁田ネギを5cmほどの長さでぶつ切りにし、

コンソメに白ワイン少々、味出しのベーコンとローリエを加えてことこと、

ネギが透明になり、塩で味を調えたら出来上がり。

黒胡椒をガリリと挽いて、さあ、召し上がれ♪

「お~!やっぱ、美味い、甘い、最高、シモネタネギ」

「違うっ!シモニタネギ!(笑)」

どうも、本人は正確に発音しているらしいのですが、

夫のそれが、空耳なのか、シモネタに聞こえてしまう。

多分、美味しすぎて口いっぱいに熱々のネギを頬張るせいかも???

群馬が誇るネギの王様「下仁田ネギ」。

群馬県の下仁田地方の固い強粘土質の土壌でなければ育ちません。

苗をほかの土地で育ててもひょろりとスリムになったりとうまくいかず、

「下仁田ネギは下仁田におけ」と言われています。

下仁田ネギが育つ畑の土壌は本当にカチンカチンに固く、

そのため、根がまっすぐ下に伸びることができず横に広がり、

軟白部が一生懸命太く太くなっていくのだそうです。

厳しい環境が甘くとろとろのネギを育んでいるのですね。

畑で採れたての下仁田ネギをかじると涙目になるほど辛い、らしい。

ネギ特有の硫化アリルという辛み成分が非常に多く含まれているためで、

この硫化アリルがは加熱されると糖度がとても高い

「プロピルメルカプタン」という物質に変化、これが甘さの秘密。

加熱した下仁田ネギの糖度は野菜の中でもダントツ。

かぼちゃよりも甘いというから驚きです。

甘いサツマイモのことを「栗より甘い十三里」と言いますが、

南瓜より甘くとろける誘惑、下仁田ネギは何里だろう?(笑)

生では辛すぎて食べることができないのに、

熱を通すと驚くほど甘くとろける奇跡の下仁田ネギ。

スープ煮で楽しんだ翌日、キノコとご飯を加えてさっと煮た、

「なんちゃってリゾット」、パルメザンチーズをふって熱々をふーふー、

もうね、悶絶級の美味さでありました。

すき焼きのお供にも最高。

煮ても焼いても主役級の王様ネギ。

甘くとろける誘惑にぞっこんの冬、です。

(写真は)

下仁田ネギのスープ煮。

超極太過ぎて、

玉ねぎに見えなくもない(笑)

甘くてとろとろ♪