マスクとシャネルと口紅と
20歳の顔は自然が
30歳の顔は生活が
50歳の顔は自身の価値が
あらわれる
マスクとシャネルと口紅と
ココ・シャネルが亡くなって今月で50年だそうです。
今朝の天声人語がドラマティックな彼女の人生に触れていました。
孤児院で育ち、お針子さんから身を起こし27歳で帽子店を構え、
第2次大戦直後は対ナチス協力の疑いで批判も浴るなど、
波乱万丈の人生は映画や小説でも何度も取り上げられています。
身体を締め付けるコルセットから女性を解放し、
スカート丈を短くし、動きやすいジャージー素材を取り入れ、
従来のカチコチに凝り固まった固定観念から
ファッションを解き放った20世紀を代表するデザイナーの最大の強みは
「マーケティング戦略」だったそうです。
自国フランスで新作が酷評されても、それをアメリカでヒットさせ、
流行を逆輸入させることでブランドの付加価値をさらに高め、
香水に「5番」と数字だけの斬新な名前をつけ、手の届く商品から
ビジネスを広げるなど、類希な手腕を持つ経営者だったとする
ある専門家の考察を紹介していました。
洋服を作るだけでなく、売る才能もハンパなかったのねぇ。
そんなココ・シャネルは有名な言葉を残しています。
「20歳の顔は自然がくれたもの。30歳の顔はあなたの生活が、
50歳の顔はあなた自身の価値が表れる」。
ドキッ。いつ聞いてもドキッとする言葉です(笑)
ましてや50歳をはるかに過ぎたコロナ禍の顔は・・・いったい・・・?
ひゃ~、考えるだけで、恐ろしい・・・(汗)
だって、マスク生活で、めっちゃ、お顔は色々、ねぇ。
折しも、朝刊に挟まれていた情報誌の特集が
「マスク下の肌荒れ&たるみケア」。
マスク内は湿度が高くなり、外すと一気に湿度が下がり、
肌表面の水分量が急激に変わり、お風呂上がりのように、
水分が奪われやすい状態になるのだそうです。
ヤバい。
マスクを外すたびに、コロナ禍のお顔は「風呂上り」状態、
潤いが不足すると肌のバリア機能が低下し、摩擦や刺激にも弱く、
肌荒れ、しわ、たるみなどなどトラブルが起きやすくなるそうで、
とにかく一に保湿、二に保湿、だそうです。
また、マスク生活で顔全体の表情筋はめっちゃ運動不足。
隠れた口周りの部分はあまり使われず、マスクがずれるのが嫌で
さらに使わず、気分が沈むとさらに表情筋は動かず、
筋肉は使わないとどんどん衰える一方ですから
ますます口角が下がり、法令線は深くなる。
ひゃ~、怖い!
顔の筋肉もちゃんと鍛えねばとおののいてた時、
こんな印象的なお話を新聞で見つけました。
劇作家で俳優の渡辺えりさんが元日が誕生日だった91歳のお母さまに
一目会いたくて山形の介護施設に出かけ、面会ができない中、
プレゼントのシャネルの口紅を職員に預けて東京へ戻ったそうです。
本当だったら面会して抱きしめて手を握って
直接手渡ししたかったことでしょう。
誰もが家族や大切な人とと自由に合うことが難しい状況ですが、
そんな中で91歳を迎えた母のためにえりさんが選んだプレゼントが
シャネルの口紅というのが、とっても素敵。
マスク生活で口紅なんていつつけたのか忘れてしまって、
口紅を差した時に、心にぽっと灯るおしゃれ心も
ずいぶんと久しく感じることもなくなっていたけれど、
そんな今、シャネルの口紅を思いがけずもらったら、
きっと、物凄く嬉しくて、乾いた心が潤うような気がします。
遠く離れた娘が届けてくれたシャネルの口紅。
91歳を迎えたお顔には
愛と感謝と希望が表れていたのではないかしら。
おしゃれ心は生きる力になる。
マスクとシャネルと口紅と。
(写真は)
コンビニスイーツも
どんどんお洒落に進化。
ローソンの雪溶けショコラテリーヌ
めっちゃ、とろける~

