雪の下から桜咲く
雪の下から
桜が咲いた
新たな世界が
おいしく広がる
オレンジな春
白でも赤でもロゼでもない第4のワイン。
息子からバーステープレゼントで贈られてきたナチュラルワインの2本目は、
イタリアはエミリア・ロマーニャ州のパルマの丘にあるワイナリーで造られた
「VEJ Antico Bianco EXTRA MOENIA2019 Podere Padarolo」。
華やかで爽やかでしなやかボディなイケメン細マッチョなオレンジワイン。
合わせるお料理もその魅力に敬意を表し、新作に挑戦してみましたよ。
アロマティックな白ワインのような香りと赤ワインのような厚みを持つ
オレンジワインはこれまでワインとは合わせることが難しいお料理とも
相性が良いとされています。
たとえばスパイシーなインド料理や辛い韓国料理など、
白ワインでは繊細すぎ、赤ワインでは渋みが辛みや香料と喧嘩して
マリアージュがなかなか難しかった料理でも
白と赤のイイとこどりともいえる中間のオレンジワインには
実によく合うのだそうです。
てことは・・・中華料理系も・・・イケるんじゃね?
よ~し、先日のテレビの料理番組でチェックしておいたあの一品だ。
番組では旬の鯛を使用していましたが、北海道には素敵な春のお魚がいます。
桜前線北上前に食卓を桜色に染める桜鱒=サクラマスを使った、
「北海道産桜鱒の豆鼓蒸し」であります。
旬の魚を蒸篭で蒸しあげる「清蒸鮮魚」は
中華の高級レストランのメニューに「時価」と記載されることも多く、
家庭で作るのはなかなかハードルが高そうなお料理ですが、
蒸篭の代わりにキャベツを使っちゃうというアイデアが秀逸なレシピ。
まずは美しい桜色の桜鱒を食べやすい大きさのそぎ切りにし、
軽く塩をふって10分間ほど置いたら、表面の水分を拭きとり、
片栗粉を薄くつけた後、豆鼓醤、オイスターソース、少量のカレー粉、
胡麻油、一味唐辛子を合わせた豆鼓だれをからめてます。
蒸篭代わりにするのは、これも今しか出回らない「雪の下キャベツ」
雪のお布団の下でしっかり甘みを蓄えた越冬キャベツを大きめに手でちぎり、
油を敷かない温めた中華鍋の底に敷き詰めて、
その上に豆鼓だれをからめた桜鱒を重ならないように並べ、
1カップほどの中華スープを注いで蓋をして5分程蒸すだけ。
大きな蒸篭も要らない、お魚を捌く必要もない、超簡単。
蒸しあがったら、ペルシア釉のやちむん大皿に
雪の下キャベツを下に敷き、桜鱒の身を崩さないように盛り付け、
生姜のみじん切りを桜鱒にトッピングしたら
「野宮的北海道産桜鱒の豆鼓蒸し(時価)(笑)」の完成。
さあ、いっただっきま~す♪
豆鼓だれをまとった桜鱒を・・・ぱくり・・・うっひょ~~~!!!
香港の超高級レストランの味がするぅ~~(行ったことあったか?笑)
まじで、台北で食べた「清蒸鮮魚」(豆鼓ソース仕立て)を彷彿とさせる。
確か、あの一皿も、時価だったな。
そしてパルマの丘のオレンジワイン、
「VEJ Antico Bianco EXTRA MOENIA2019 Podere Padarolo」。
うっあぁぁぁぁぁ~、めっちゃ合うぅぅぅぅ~♪
これぞ、完璧なマリアージュ。
華やかな香りと体幹のしっかりした味わいが
こっくりした豆鼓の旨み、繊細で上品な桜鱒と抜群にフィット。
その美味しさをぜんぶ吸い取った甘い雪の下キャベツがまたたまらない。
お料理とワインがお互いに美味しい協奏曲を奏で、もう最高。
オレンジワイン、中華との相性も抜群だった。
春の朝焼けや夕陽のようなオレンジワインと
真っ白な雪の下で冬眠した越冬キャベツと春を告げる桜色の桜鱒と.
雪の下で桜咲く。
新たな世界が広がったオレンジな春、なのでした。
(写真は)
オレンジな春の新作
「野宮的桜鱒の豆鼓蒸し」
季節の旬のお魚で色々楽しめそう♪

