暮らしのピース
いつも
楽しみで
いつも
届くと思ってた
暮らしのピース
春は別れの季節。
昨日木曜日、大切な暮らしのピースとのお別れがありました。
北海道新聞と共に木曜日に届けられてきた生活情報誌「オントナ」が
3月35日号をもって休刊となったのでした。
1991年に北海道初の「女性せいかつ情報誌」として誕生した「オントナ」。
オントナ=ontonaという名前には
北海道に生きる大人の女性たちへのエールが込められています。
29年間、暮らしや生き方のヒントとさまざまテーマを取り上げ、
毎号、私たちの日常に素敵なエッセンスを届けてくれました。
29年間の過去の表紙がびっしり並んだ最終号の表紙は圧巻。
「札幌の魅力を探る」「器に恋して」「いまどきの学食」「マイナンバーQ&A」
「40年ぶりに変わる相続ルール」「缶詰アレンジレシピ」「ナッツの力」etc
新聞よりもぐっと身近なお洒落で素敵で役立つ情報がカフェ感覚で読める。
「オントナ」は、もう暮らしの一部、だったのだ。
一人の読者でもあり、大ファンであると同時に、
ご縁があって、「オントナ」紙面にもエッセイを書かせて頂いたりと
お仕事もずいぶんとご一緒させて頂きました。
夫と2人で交互に綴る「夫婦の往復書簡」企画でも長くお世話になりました。
オントナ創刊からの29年間は、私自身にとっても
結婚、出産、仕事と子育てに悩み、やがて息子は巣立ち、夫婦二人の暮らしへと
わが家が歩んだ歴史とぴったり重なります。
同時進行で人生を歩んできた大事な伴走者のような存在かもしれません。
忙しい毎日の中で「オントナ」を読んで、ほっとしたり、はっとしたり、
考えたり、教わったり、ヒントをもらったり、刺激を受けたりしたものです。
創刊当時はインターネットも普及していなくて、
本当に貴重な地域情報源でもありましたし、
ネット全盛の今となっても、私たちの暮らしに寄り添った紙面は
ささっとスマホをスクロールして得た情報よりも
なんだか安心できて信頼できた。
だから、これからもずっと一緒だと思っていた。
いつも木曜日の朝刊に挟まれてくるものと思っていた。
今回の特集はなんだろう?ってワクワクさせてくれるものと思ってた。
まさか、この春で、休刊するなんて、思っていなかった。
寂しい。
暮らしのピースが欠けてしまう喪失感。
春は、お別れの季節なのね。
くすん・・・。
でも「オントナ」は最後までしなやかに「オントナ」だった。
最終号のテーマは「しなやかに 健やかに アップデートを続けよう」。
変化に戸惑う今、読者に前向きに充実した毎日を送ってほしいと
4人の専門家に聞いたこれからの時代を生きるヒントが掲載されていました。
そうだ、後ろ向きに悲しんでばかりではいられない。
暮らしは続く、今日を一生懸命生きて、明日を信じよう。
変化に対応するには、私たち自身が少しずつ進化しなくてはね。
ありがとう「オントナ」。
さよならは、言わないよ。
「オントナ」にもらったヒントを大切に
ちょびちょびアップデートを心がけます。
ありがと、大好きな暮らしのピース。
(写真は)
「ontona オントナ」
3月25日最終号
29年間、こちらこそ
ありがとう♪

