な~んなん

なんもさ

なんくるないさ~

なもなも

思いやりの温かさよ

な~んなん

今日は夏至。一年で一番昼の時間が長い日。

太陽が最も高くまで昇る日・・・なのですが、

札幌は朝からどんより曇り空、

真上から燦々と照り付ける夏至の太陽は望めそうもありません。

夏大好き人間としては、ちょっと残念な気もしますが、

ま、そんな年もあるよねぇ~と大らかに受け止めましょう。

そう、気にしない、気にしない、「なんもさ」スピリットで

ポジティブにまいりましょうぞ。

な~んて思えたのは、今朝の朝刊の読者投稿欄のおかげかな。

「『優しさ』に触れた『なんもさ』」というタイトルで

転勤族で暮らした土地で出会った思いやりの言葉についての投稿でした。

金沢に引っ越した時、行き違いになった電話工事屋さんに待たせたことを詫びると

おおらかなこんな言葉が返ってきたのだそうです。

「な~んなん」

「いえいえお気になさらずに」という意味の金沢の方言らしい。

以来、何度も「な~んなん」に助けられ楽しく子育てできたとか。

「な~んなん」なんてほっこり心を和らげる響きのある温かな言葉でしょう。

そして次にやってきた札幌で部屋に使い道のわからないスイッチがあり、

不動産屋さんに相談したら、工務店の人と一緒に調べに来てくれて

「たったこれぐらいのことで」と恐縮すると

口々に「なんもさ」「なんもだよ」と言われたそうです。

「な~んなん」=「なんもさ」「なんもだよ」

ああ、札幌も金沢と同じく優しい人が多いんだと

とっても嬉しくなったという体験談でした。

その土地その土地に、思いやりに溢れた方言があるのですねぇ。

沖縄の「なんくるないさ~」

秋田など東北では「なもなも」などと言うらしい。

関西だと「かまへん、かまへん」あたりかしら。

土佐弁なら「なぁ~んちゃあない」かな~。

初めての土地、慣れない土地で、こんな温もりある言葉をかけられたら、

いっぺんでその土地を好きにある、恋に落ちる。

「なんもさ」「なもなも「な~んなん」「なんくるないさ~」

方言は、心の壁を、人肌の温度でたちまち溶かしてしまう力がある。

夏至なのに、まばゆい太陽が見られない。

なんもさ、なんもなんも、そのうちカラッと晴れてくれるっしょ。

焦るんでないって。

な~んなん、だべさ(笑)

「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聞きにゆく」

啄木さんの気持ちが沁みる夏至の朝。

あ、人ごみは、避けましょうね。

今しばらくは、ね。

(写真は)

夏の到来物いただきました。

山形県産もものサマーカップデザート

黄金桃、ババロア、桃の果肉ジュレが

贅沢に重ねられた絶品♪

なまら、美味し。