種のにおい
ふんわり甘く
やさしく
愛おしさを誘う
その秘密は
種のにおい?
あの連続猛暑から一転、涼やかな風が肌を撫でる今日この頃、
心地よい朝の空気を思い切り吸い込めば、
あ・・・夏の終わり・・・秋の気配?さえ予感させる匂いがする。
そうだ、鼻は口ほどに物を言う、「におい」は雄弁だ。
今朝の朝刊にも注目すべき「におい」に関連する記事を発見しました。
紹介されていたのは「赤ちゃんの匂いを研究するアリ研究者」尾崎まみこ氏。
アリとのつきあいは20年以上に及ぶ尾崎さんは、ある日、研究室で
においを集められる吸着剤に出会います。
独特な社会性をを持つアリの行動はにおいで左右されますが、
そのアリがコミュニケーションに使うのはフェロモン。
と、そこで、尾崎さんはふと閃いた。
赤ちゃんのにおいを集めてみたら!
赤ちゃんを抱っこするとなぜか優しい気持ちになる。
泣き声以外で何かを伝えているとしたら香りが関係しているのでは?
言葉を話せない赤ちゃんは、アリと同じように
「におい」によるコミュニケ―ッションを成立させているのかも。
で、赤ちゃんのにおいを吸着剤で集めて調べてみると、
乳児の香りの成分はみなよく似ていて、
生後すぐの成分は「アルデヒド類」で
数日経つと酸化して香りが少し変わるのだそうです。
その赤ちゃんのにおいが抱っこする人をやさしい気持ちにさせるのは、
自分を育ててくれる人を気持ちよくさせるためではないか、
ヒトという種として意味のある香りではないかと考えた尾崎さん、
今は、この香りが人の愛情をどう左右するかを研究中なのだそうです。
うんうん、わかるわかる!
赤ちゃんを抱っこした時のあのふんわり甘く優しい匂いをかぐと
無性に愛おしくなる、無条件で「愛情」のスイッチが入っちゃうような、
なんとも不思議な感覚になりますもの。
赤ちゃんのにおいは、種として意味のある香り。
ちゃんと愛して守って育ててもらうためにプログラミングされている
種としてマストの香り、つまり、、ヒトという「種のにおい」なのかも。
今後の研究によってどんなことがわかってくるのか、楽しみです。
誰もがやさしい気持ちになる赤ちゃんのにおい。
もしこの成分が解明され、うまく合成できたりしたら、
ストレス満載社会の中でイライラしっぱなしの大人たちへの福音になるかも?
ちょっとイラっとしたら、赤ちゃん香水を嗅いで、リラックス、なんてね。
今でも、息子が赤ちゃんだった時の「におい」は
私の記憶中枢にしっかり保存されている。
きっと、似たようなにおいをかがされても、
間違いなく我が子のにおいを特定できる絶対的な自信がある。
もしかすると、種のにおいは個体識別にも役立っているのかもしれない。
種のにおいの秘密。
赤ちゃんが
教えてくれる。
ヒトは、不思議だ。
(写真は)
トマトの可愛い赤ちゃん?
ミニトマトとオレンジのサラダ
我が家の定番のアレンジ系♪

