夜のモーニング

夜なのに

モーニング

ロングドレスに

ジャケット

政界七不思議?

朝日45%、毎日49%、共同通信55.7%、読売56%。

4日に発足した岸田文雄内閣の支持率があまり伸びが見られず、

発足当初は高く出る傾向のご祝儀相場なしの状況のようですが、

それとは別に初閣議後の記念写真入りの朝刊記事に目が留まりました。

「組閣の夜に『モーニング』?」

組閣の夜、首相官邸の赤い大階段での記念写真はお決まりの風景。

男性閣僚は毎回モーニングコートに縞柄のコールパンツ姿ですが、

欧米のドレスコードではモーニングは昼の最上級正装、

なぜ?夜なのに、モーニング?という内容。

そうなのですよ、夜の最上級正装は燕尾服。

前見頃の短いテールコートに側章入りの黒いパンツを合わせた装い、

格式高い晩餐会などでおなじみですが、

日本の閣僚たちは、なぜ夜なのに燕尾服ではなくモーニングなのか?

服飾の専門家によると、日本では明治時代の服制改革で、

天皇に面会する際の「礼服」が定められたそうですが、

これは西洋の服を用いながらも、西洋のドレスコードとは別の

日本独自のルールなんだとか。

こうした流れから宮内庁によって儀式や行事ごとに服装が決められていて、

大臣認証式などの「認証官任命式」では男性はモーニング、

女性は「それに準じる装い」と決まっているのだそうです。

なるほど、明治以来の日本独特のドレスコードだったのですね。

夜のモーニング(笑)の謎は解けましたが、

もうひとつ、かねてより、ず~っと気になっていた謎が残った。

女性閣僚お約束のあのジャケット付きのロングドレスであります。

グレーやネイビーなどちょっと抑えた色目のあのスタイル、

組閣以外ではあまり見かけないな~、

ちょっと不思議なファッションだな~とず~っと不思議でした。

宮内庁のドレスコードでは男性のモーニングに「準ずる装い」。

こういう曖昧な基準が女性は一番困るのよね(笑)

皇族や宮中の女性は昼は「ローブモンタント」、

夜は「ローブデコルテ」といった正礼装が定められていますが、

一般女性がそのまま真似るわけにはいかない。

そんな経緯から白襟紋付の着物→裾模様の黒紋付という

「独特の和服」に至ったようなのですが、結婚式などはこれで良くても、

閣僚の場合は男性がモーニングなのに女性が和服ではバランスが悪い、

ということで、夜の正装イブニングドレスに近いロングドレスに、

ジャケットを合わせてきちんとした印象を出す形に落ち着いたようです。

う~ん、なんというか、いかにも政治的妥協の産物っぽい(笑)

日本と西洋の両方の服装文化と日本的TPOを加味し、

普通丈ジャケットを合わせたロングドレスという、

いわゆる「組閣ファッション」が生まれたのだ。

西洋のドレスコードではまず見かけないスタイル、らしい。

それにしても、あの組閣ドレス、

デパートのフォーマルコーナーでも売っているのだろうか。

いや、皆さん注文?オートクチュールなのだろうか。

だとしたら、指名されることを予期してオーダーしておくのか?

それともいつかその日のために、密かに1着クローゼットに忍ばせているのか?

むむむ。

政界七不思議、謎が謎を呼ぶ。

夜のモーニング、奥が深い?

(写真は)

最後がいつだったか

思い出せないくらい

久しぶりに外食ランチ。

テーブルには札幌市が配っているらしい、

マスク着用を促す鏡付きの注意書きが。

あまりよく映らない鏡(笑)

これも七不思議?