助け助けられ
雪が降っても
寒くても
人の心は
あったかい
助け助けられ
冬の嵐、コロナ、あってはならない事件に加えて
なんと海底火山大噴火による「津波」。
特に受験生にとっては人生がかかった大切な週末でしたが、
さまざま不安なニュースに翻弄されました。
津波の影響で試験が受けられなかった受験生の皆さんは
どうか安心して追試験でこれまでの努力を発揮してほしいものです。
さらに2次試験、私立大学入試と受験シーズンは続きます。
身体に気をつけて、桜咲く春めざしてファイト!
今朝のラジオで「助け助けられ」た体験をリスナーさんに募っていました。
雪道で転んだところをわざわざ車を止めて助けてくれた、
雪のでこぼこ横断歩道をお年寄りの手を取って一緒に渡った、
急病人を力を合わせて救急につないだ、などなど、
厳しい冬のど真ん中、世の中はあったかい優しさに満ちていました。
私も昔、雪道運転中にタイヤがハマって真っ青になっていったところ、
目の前のアパートに住む方がわざわざ外に出てきてくださって、
手際よく車を出して助けてもらったことがあります。
まさに「地獄に仏」、後日、菓子折りを持ってお礼に伺いましたら、
ご本人はお留守でしたが、ご家族によると車関係のお仕事だそうで、
プロの迅速な判断、行動に改めて深く感謝したことを覚えています。
そういえば「助け助けられ」でふと思い出した出来事があります。
先日、ご近所スーパーでセルフ対応レジの列に並んでいた時の事。
一番手前のレジでかなり高齢の女性が
タッチパネルの画面を前に途方に暮れていたのです。
私は行列の先頭にいたのですが、何分ソーシャルディスタンス、
困っているおばあさんから距離があって声をかけることができません。
一生懸命に品物のバーコードを読み取らせようとしているのですが、
おそらく何らかのエラー表示がでているようで、
画面のあちこちを必死でタッチし続けていました。
「店員さん気づいてくれないかな~」と遠くからやきもきするも、
混雑時でレジはいっぱい、店員さんは他のお客の対応中。
と、気にしているうちに、私の順番が来たのですが、
偶然、空いたのが、おばあさんの隣のレジでした。
コロナ下、知らない人から話しかけられるのも
抵抗があるかと思いましたが、どうにもほってはおけません。
かといって、知らない他人がお会計を代替するわけにもいかないので、
まずは、そっと「お困りですか?」と声をかけてみました。
「あ、ええ・・・」とすがるようなおばあさんの眼差し。
「ここを押すと店員さんが来てくれます、押しましょうか?」と
画面の「店員呼び出し」のバナーを指さすと
「ああ、はいはい」とうなづかれたので、ぽちっと押すと、
混雑したレジの向こうから店員さんがやってきてくれました。
一瞬、私が呼び出しボタンを押したかと思われたみたいで、
「どうしました?」と問われましたが、
「あの、こちらの方がお困りのようなのでお願いします」と
プロにバトンタッチ、まずは一件落着、ほっとしました。
ですが、店員さんが離れ、私の会計が終わっても、
お隣のおばあさんは、またしてもセルフ対応レジの前でフリーズ。
手にはビニール袋に入ったじゃがいもがあります。
バーコード表示のない野菜の読み込み方法がわからないらしい。
すぐにお手伝いをしたいのですが、レジ待ちの行列ができているし、
場所も狭いし、私が横でくっついているわけにはいきません。
とっさに「また店員さん、呼んできますね」と声をかけ、
他のお客対応していた店員さんの後ろで待機、終わった瞬間に確保(笑)
「あちらの方、やはりお困りですので、最後まで見てあげてください」と
おせっかいながら、お願いをしたのでした。
それでも、なんだか、ず~っと気になって、
出口に向かいながらも、おばあさんの様子を遠目で見ていました。
デジタル化、省力化、働き方改革、世の中はどんどん変化し、
セルフレジも時間短縮になるし、便利な機能だと思います。
でも、慣れないお年寄りにとっては、ブラックボックスのようなもの。
そもそもスマホもパソコンも触ったことのない高齢者に
スーパーのセルフレジは壁が高すぎる。
だったら、できないなら、並ばなきゃいいと思われがちですが、
そもそも、それがセルフレジだと認識できないこともあるのです。
あのおばあさんの心が、心配になりました。
年齢を経てできないことが増えていく中、自立した暮らしの柱であり、
数少ない楽しみであるはずの「お買い物」が
今日のような体験によって恐怖の対象になりやしないだろうかと。
「お買い物」は高齢者にとっては大切な社会参加。
自分で品物を選び、お財布を開けてお会計して、欲しいものを買う。
それは楽しい体験であるべきなのに、理解できない機械がそれを阻む。
時代の変化に乗り切れない人々を「助け助けられ」る世の中であってほしい。
おそらくそう遠からず、お買い物はセルフレジ時代になるでしょう。
それでも、できない人のための措置は必要だと思います。
暮らしに必要なスーパーには「シニア対応」のレジがあってほしい。
誰もが、いつかは年を取るのだもの。
超高齢化社会こそ「助け助けられ」が一番必要なんだよね。
あったかい世の中でありますように。
(写真は)
ご近所スーパーの
沖縄フェアでゲット
「雪塩さんど」
スーパーは、社会だ。

