マヨな季節

なぜだろう

コクと

まろやかさが

恋しくなる

マヨな季節

少しずつ、ほんの少しずつですが、

ふと朝の空気の穏やかさ、陽の光の柔らかさに気づき、

春がゆっくり、ちゃんと近づいていることを肌で感じます。

除雪車がかき残した道路脇の雪の壁が白黒の断層をくっきり描いていて、

この冬の大雪の歴史を物語っていました。

マンション前の桜並木も背丈の半分近く雪に埋もれていますが、

心なしか、いや、きっと気のせいだと思うけれど、

枝の先にちいさなちいさな桜の芽が見えるような気がしてくる。

春を待ち焦がれる気持ちが強すぎての錯覚だろうけど(笑)。

春が恋しい。

そんなこの時季になると、なぜか不思議に恋しくなる味がある。

それは、マヨ、こっくりコクがあるマヨネーズ(笑)

なぜだろうと思ったら、有力なワケがあった。

3月1日は「マヨネーズの日」なんだそうだ。

1925年(大正14年)3月、日本で初めてのマヨネーズが

キューピーから発売されたのにちなんだ記念日。

創始者の中島董一郎が1910年代に海外実業練習生として

アメリカに滞在中に出会ったポテトサラダがその始まり。

ポテサラに使われていた卵を原料にしたマヨネーズに注目、

こんなにおいしくて栄養価の高いものを食べているから、

アメリカ人は体格が良いのかと考え、帰国後、

日本人の体格向上と健康を願って卵黄タイプのマヨネーズを開発、

誰からも愛されるようにと「キューピーマヨネーズ」と名付けたそうです。

国産第一号のマヨネーズが発売されたのが、春3月。

春の柔らかい光とやさしい卵色のマヨは、だから相性がいいのかも。

てなわけで、週末は、テレビの料理番組で見つけたマヨレシピに挑戦。

ちなみに番組名は「キューピー3分クッキング」(笑)

お料理は「マヨ野菜と鶏胸肉の重ね焼き」。

ここのところ鶏肉にご無沙汰だったのでグッドタイミング。

ちょいちょい野宮的アレンジを加えながら作ってみましたよ。

まずは皮なし鶏むね肉を1cm厚さのそぎ切りにして軽く塩胡椒、

小麦粉を薄くまぶしてオリーブオイルで両面に焼き色をつけます。

軽くチンしたブロッコリーとトマトの角切りに

トーストしたバゲットをレシピにあったクルトン代わりに加え、

マヨネーズ(我が家はQPハーフを愛用)と塩、胡椒、それに

レシピにはなかったディジョンの粒入りマスタードも加えて混ぜます。

あとはストウブのオーブン皿に焼いた鶏胸肉と並べ、

その上にマヨ野菜を重ね、アレンジでパルミジャーノレッジャーノをふって

高温のオーブンで美味しそうな焼き色がつくまで焼いたら出来上がり。

さあ、マヨの日記念「マヨ野菜と鶏胸肉の重ね焼き」いざ、実食!

う~ん、マヨ野菜を載せた鶏むね肉が、驚くほどしっとり♪

こんがり焼けたブロッコリーとトマトの旨みに

クルトン代わりのバゲットの食感、

そのすべてをマヨネーズが優しくまとめてくれていて、最高。

やっぱり、不思議。

マヨ味は、なんか春を感じる。

1週間遅れのマヨネーズの日にお似合いの一品だ。

春は、マヨな季節。

(写真は)

「マヨ野菜と鶏胸肉の重ね焼き」

春を待ちながら

マヨを味わう