いとちんまり
春夏秋冬
花鳥風月
キレイ
カワイイ
いとちんまり♪
うわぁ!カワイイ~~~!!!
小さな箱を開けた瞬間、思わずテンションが上がりました。
先日、夫がデパ地下の催事で仕入れてきた京菓子、
「京菓匠 高野屋貞広」の半生菓子の詰め合わせであります。
桃や柿、蜜柑、桜や梅など春夏秋冬、花鳥風月のモチーフに、
超キュートなひよこちゃんやパンダちゃんまで♪
キレイとカワイイが一箱にぎっしり詰まっているではありませんか。
京都展などでよく見かけていましたが、実際に味わうのは初めて。
昭和2年京都の五条大橋で創業した「高野屋貞広」は
熟練職人たちが伝統技術を活かしながら、
四季折々の風物でかたどった色鮮やかな半生菓子を作り続け、
京の半生菓子の老舗として古都の人々に長く愛され続けています。
半生菓子とはお茶席で使われる「生菓子のような形態を持ち、
干菓子のように固くなく、かつ日持ちのするお菓子」のこと。
つまり「生菓子」と「干菓子」の中間、いいとこどりのお菓子で、
菓子分類上は「水分10%以上30%以下で小柄な食品」と
定義付けられているそうです。
大正の初めに誕生した半生菓子は茶の湯に用いられる品格を保ちながら、
肩ひじ張らずにおやつにつまめる気軽さから根強い人気があるようです。
お茶室でお点前など立てなくても、コーヒーや紅茶とともに
気楽にいただけるカジュアルさが魅力ですよね~。
さらに嬉しいのがその種類の豊富さ。
餡や羊羹にすり蜜の衣をかけた「松露」や寒天「ゼリー」、
「落雁」や「求肥」、茶通・桃山・切芋などの「焼物」、
「州浜」「琥珀」「羊羹」「生砂糖」などなど、
伝統的な和菓子の技術の粋がぎゅっと詰まっているのです。
さあ、どれからいただこうかな~。迷ってしまいますが、
まずは、一番のお気に入り、桃や桜をかとどった「松露」から。
シャリっとすり蜜衣の心地よい食感と中の餡のバランスが最高。
親指姫のようなキュートなサイズがまたいとおしい。
そしてあまりに可愛くて食べるのがためらわれるひよこちゃんとパンダくん。
意を決して「ごめんね~」と黄色いひよこちゃんをつまむと・・・
ぷにゅ・・・うわ、マシュマロみたいな手触り。
目をつぶって(笑)ぱくり・・・ふわっとしてしゅわっとお口で溶ける。
泡立てた卵白を寒天で固めた「鳳瑞(ほうずい」という半生菓子。
まさに和風マシュマロ、であります。
動物たちをかたどった高野屋貞広の「鳳瑞」シリーズには
はめっちゃ愛らしい菓銘がつけられていました。
その名は「ちんまり」。
うさぎやぶたさん、コアラや今年の干支トラに、
ゴマフアザラシやイルカちゃんなど海の仲間たちが
ちんまり、お箱に詰められているのでありますよ。
なんて・・・愛らしい。
子どもたちが大好きなお菓子だろうな。
子どもたちには平和な暮らしと甘いおやつが必要なのに。
何を見ても、何を食べても、ウクライナ情勢が頭から離れない。
どうか、平和を。春を。
(写真は)
京都の高野屋貞広の
かわいい半生菓子
いと、ちんまり
愛らしさが
今はせつない・・・。

