チョコとサーモン

え・・・

まさか・・・

本当に・・・?

ニュースと暮らし

チョコとサーモン

ロシアのショッピングモールに物凄い行列ができていた。

テレビのニュース映像が捉えていたのはモスクワのユニクロ。

ウクライナ侵攻を受けてロシア国内の営業が一時停止されることから

お店が開いているうちにと市民が詰めかけていたのです。

広いお店からモールの通路にまで延々とカゴを抱えた行列が続く映像に

ユニクロがモスクワ市民に欠かせない「日常」になっていることを痛感。

欧米日の企業が次々と撤退を表明することによる心理的圧迫がじわじわと

ロシア国内の世論の変化へとつながるかもしれません。

昨日、買い物に行ったご近所スーパーで、驚きました。

えっ?なんで?チョコ売り場の棚の一部が空っぽに!

近づいて空になった棚をよく見る、全部、明治のチョコばかり。

あ、そうか、今朝のニュースで4月出荷分から

明治の商品が値上げって言ってたっけね~。

原油価格の高騰、物流コスト高、さらにウクライナ侵攻の影響も加わり、

値上げラッシュが止まらない中、消費者の防衛本能が素早く反応、

毎日のおやつに欠かせない明治のチョコが値上がりしないうちにと、

メルティキッスなどは全シリーズが完売。

鮮魚売り場にはノルウェー産サーモンがまだ並んでいましたが、

輸送機がロシア上空を飛べないため、今後の輸入が見通せず、

今後2倍の値段に跳ね上がることが予想されるらしい。

ロシア産タラコもイクラもタラバガニも、遠くなる。

スーパーに行けば、いつも商品がいっぱい並んで選び放題、

なんていう「日常」は、実は、物凄く脆いものかもしれない。

いつも並んでいるチョコが空っぽになった棚の様子に

言葉にならないざわざわを感じました。

「死ぬのなら、きれいな部屋で死にたいから、掃除をしたわ」。

日本在住のウクライナ女性にキエフにいるお母さんが

スマホを通じて娘に伝えた言葉に胸が詰まりました。

幸いその後ポーランドに無事に避難できたようですが、

掃除という「日常」がこの世の最後の家事になるかもしれないなんて。

ニュースと「日常」はつながっている。

チョコとサーモンが

世界の現実を物語る。

(写真は)

昨日のチョコ売り場

カラっぽの棚

ざわざわ、する