驚きの苺ミルク
ぷにぷに
真っ白な
雪の巾着と
春の果物の競演
驚きの苺ミルク♪
3月21日春分の日。
昼と夜の長さが仲良く同じ日。
自然をたたえ生き物をいつくしむ日。
此岸と彼岸が最も通じやすい日、春の彼岸の中日。
もうすぐ。春が来る。
そんな三連休、遠くに暮らす息子が札幌に帰省。
新しい家族が増えて楽しく幸せな時間を過ごすことができました。
素敵なバースデーケーキとバースデープレゼントでお祝いもしてもらって
料理番の母ちゃんとしては、キッチンで心尽くしのお返しね。
食事のスターターは、春を呼ぶ一品「ブッラータと苺」。
去年の秋、沖縄の「BACAR」で息子がご馳走してくれた時、
最初に登場した「柿とブッラータ」の取り合わせに感動、
なんとか、あの感激を再現したいな~と思っていたのです。
「ブッラータ」とはイタリア発祥のフレッシュタイプのチーズ。
南イタリアのプーリア州原産で、
イタリア語で「バターのような」という意味を持つ、
巾着型をしたユニークな形の真白いチーズであります。
1920年頃、プーリア州のアンドレアでモッツアレラチーズを作っていた
ピアンキーニ家によって生み出されたのだそうです。
製造時に余ったモッツラレラの生地がもったいないので、
細かく裂いて生クリームと合わせたストラッチャテッラを
伸ばして袋状にしたモッツアレラで巾着型に包んだのが始まり。
「バターのような」と言う名前の通り、
濃厚でフレッシュなクリームの風味が最高なのですが、賞味期限が短く、
数年前まで国内ではなかなかお目にかかれない幻のチーズでした。
が、なんと先日、ご近所のチーズショップで発見!
世界最高峰の歴史と技術を持つ南イタリアの農場「Fattoria Bio」の
チーズマスターたちが北海道のミルクに出会い、移住してできた
「ファットリアビオ北海道」の円山店の冷蔵ケースに
幻のブッラータが並んでいたのです。もう迷わず、ゲット。
お店の人から今の季節なら「苺」と合わせるのがおすすめと聞き、
九州産の立派な大粒の苺もいそいそと仕入れてきました。
当日は料理好きの息子が「あらかじめマリネしてからの方がいいよ」と
沖縄のお塩とレモン汁、ほんの少々のホワイトバルサミコで苺をマリネ、
ブッラータのまわりに盛り付け、ヴァージンオリーブオイルを回しかけ、
タイムを飾りつけ、手際よく仕上げてくれました。
白い雪の巾着のようなブッラータと真っ赤な苺のコントラストが美しい。
食事の始まりを飾るスターターにふさわしい華やかさがあります。
ぷにぷにしたブッラータにナイフを入れた瞬間、とろ~り!
真っ白なクリームとチーズが流れ出て、うわ~♪と食卓に歓声が。
サプライズ感も満載、盛り上がる前菜です。
とろとろの真っ白なブッラータと真っ赤な苺をさあ、召し上がれ。
「うわっ!苺ミルク~~~!!!」
ひと口先にパクついた夫が悶えている(笑)
「ホント?」パクリ、おおお~、マジ、お洒落な苺ミルクだ~♪
なめらかで濃厚でバターのようなブッラータと
爽やかな苺の甘酸っぱさと香りがお口の中で華やかにダンス。
奮発した冷え冷えのシャンパーニュ「Drappier」とのマリアージュも抜群。
季節のフルーツとブッラータ、これは鉄板の前菜になりそう。
幻のチーズをご近所で発見。
幸せは、ごく身近に潜んでいる。
驚きの苺ミルクで、
我が家にも、春が来た。
(写真は)
「ブッラータと苺」の一皿
ナイフを入れる瞬間、
食卓が盛り上がる
夏はマンゴー、メロン、
秋は葡萄、柿、無花果もね♪

