春鴨南蛮

桜の便りを

待ちながら

ふ~ふ~

熱々をいただく

春鴨南蛮

2022桜前線ご一行様はハイペースで日本列島を縦断中。

3月17日の福岡からスタート、19日高知、20日鹿児島、東京、

21日広島、22日名古屋、西日本や東日本で続々と開花、

各地で平年並みから平年より早い開花となっているようです。

来週は東京などで開花ラッシュの予想、

東北や北陸では桜のつぼみが「緑」になってきたようです。

桜前線の最終ゴール北海道も平年より早い開花となりそうで、

札幌の開花予想日は4月23日、あとひと月ですね~。

桜を待ちながら、しみじみお蕎麦。

久しぶりにご近所の御贔屓蕎麦屋さん「さくら庵」へ。

日中は順調にプラス気温の日が続き、大雪の雪どけも進んでいますが、

冷たいお蕎麦にはまだ早いので、あったかい「鴨南蛮」にしましたよ。

「鴨南蛮」の起源は1810年頃、江戸時代の文化年間に遡ります。

日本橋馬喰町の鞍掛橋のたもとにあった蕎麦屋「笹谷」が元祖とか。

初代笹谷治兵衛が長崎の南蛮煮をもとに「鴨南蛮」を考案、

店の愛称として親しまれるほど人気になったと言われています。

また文政13年(1830年)の随筆「嬉遊笑覧」には

「又葱を入るゝを南蛮と云ひ、鴨を加へてかもなんばんと呼ぶ。

昔より異風なるものを南蛮と云ふによれり」とあり、

葱を使った種物の蕎麦を「南蛮」と呼ばれるようになったようです。

今も「鶏南蛮」とかお品書きにありますものね。

ただ江戸時代と違うのは年中食べられるようになったこと。

昔は冬に渡ってくる真鴨を使っていたため、「鴨南蛮」は冬季限定。

明治時代後半から合鴨産業が広がり、

鴨肉が1年を通じて流通するようになったおかげで、

春弥生三月でも「鴨南蛮」を味わえるようになったのですね。

桜前線の北上を待ちながら

味わ深いお蕎麦をすする。

春鴨南蛮、いと美味し♪

(写真は)

円山「さくら庵」の

端正な「鴨南蛮」

ミディアムレアの

鴨肉の紅色が美しい