空飛ぶなまら

これは

なまら

いいんでないかい

なんともあずましい

空飛ぶなまら

「降下途中 びっくらこくほど揺れることがございます」。

空の旅の途中、こんな機長アナウンスが聴こえてきたら、

飛行機苦手な人も思わずにっこり、緊張がとけ、

道内を旅する楽しさが倍増するかもしれません。

北海道新聞の朝刊でこんなユニークな北海道弁アナウンスを

繰り広げる機長さんの記事が載っていました。

小樽出身の日本航空の機長、山浦禎一さんが3年前から始めた

異色のアナウンスが乗客や航空ファンの間で話題になっているとか。

離陸後しばらくすると名調子が始まります。

「狭い機内でゆるくない(楽ではない)と思いますが、

あずましく(心地よく)おくつろぎいただけましたら幸いでございます」。

道産子なら思わず頬が緩み、旅行客は北海道への旅情がぐんとアップ。

機内サービスが始まると「お手元のお茶やりんごジュースなど、

かっぱがえさないようにお気をつけ下さい。座席前のテーブルを

お使いにならないときにはじょっぴんかってしまっておいて下さい」。

山浦機長、なまら最高(笑)!

北海道弁アナウンスのきっかけになったのは2019年春、

札幌市内で開かれた母校小樽市立菁園中学のクラス会。

標準語で会話する山浦機長に同級生らが

「もっと北海道の言葉で話した方がいいよ」

「アナウンスも北海道弁でやってみれば」と提案。

さすがパイロット、行動が早い。

早速、翌月の搭乗便から取り入れました。

しかも北海道弁に磨きをかけるため道内の友人に電話をかけ、

イントネーションの確認もしたというから、

さすが機長、責任感ハンパない。

現在、山浦機長は日本航空のボーイング737に乗務し、

国内線を中心に担当、北海道弁のアナウンスは

新千歳など道内6空港と道外を結ぶ便で行っているそうです。

JAL山浦機長限定でチケット予約したくなる(笑)

故郷の言葉は聴く人の心をほんのり温め、

心と心の距離を自然にきゅっと縮めてくれます。

機内で全国の離発着地のお国言葉が聴こえたら素敵だな~。

「めんそ~れ、沖縄の旅でちむどんどん、して下さいね」なんて

那覇行きの機内で流れてきたら、めっちゃテンション上がる♪

北海道弁の機内アナウンス、山浦機長の名調子を最後にもうひとつ。

「飛行機が揺れることがございます。

『いやいや揺れてわやだべやこれなら』と思われましても

飛行の安全には全く支障がございませんのでご安心ください」

いやいや

まてに、どうもね。

なんぼかあずましいわ(笑)

あ~、飛行機乗って旅した~い♪

(写真は)

春は煮物だべさ

「大根と厚揚げの煮物」で

あずましくなる(笑)