お弁当三原色

ほぼ茶色でも

赤、黄、緑

これさえあれば

何とかなる

お弁当三原色

♪おべんと、おべんと、うれしいな♪

いくつになっても、今でもいつでも、お弁当は嬉しい楽しい。

・・・食べる方はね・・・(笑)

そんな思いを抱えながら、明日もお弁当作りなのよね~。

毎朝、時間と秒単位で闘う保育園ママの悩ましきお弁当エッセイが

朝刊に載っていて、思わず前のめりに読んでしまいました。

子どもが喜ぶことはわかっているけど、キャラ弁とかデコ弁とか、

ごめん、時間と手間がかかって、ちょっと無理・・・と

できる範囲の素朴なお弁当を持たせていたワーキングママ。

ある日、お迎え帰りの夫が困惑気味にこう伝えたそうです。

「保育士さんに、みんなお弁当を可愛くしているので

少しく工夫してほしいって言われた」。ガーーーン!!!

ママのショックと衝撃はいかばかりだったろう。

送迎後、ダッシュで走り去っていく他のママたちは

ちゃんとキャラ弁、デコ弁を毎日作っていたのか。

てか、忙しいから保育園に通わせているのにいちいち細工してたら

「暇な親」って思われないかとさえ考えていたのに、ガーン・・・。

翌朝以降、ハートや星の抜型や、デザインカッターや

ゆで卵を動物型に成型する型などを順次取り揃え、

手軽にそれらしく「可愛いお弁当」を作るようになったそうですが、

先日、中学生になった娘さんに塾に出かける10分前にお弁当を頼まれ、

冷凍焼きおにぎりや唐揚げ、ポテトに申し訳程度のキーウィーを詰め、

「おかず茶色いけど」と渡すと「何色でもいいよ、ありがとう」と

返ってきて、悩ましいお弁当にひとつ到達点をみた、という内容。

なんか、めっちゃ共感します。

お弁当って、悩ましい。可愛いお弁当作るのが幸せと感じる人もいれば、

負担な人、不可能な人もいる。可愛くないお弁当が悲しい子もいれば、

おなかいっぱい食べられれば満足な子もいる。

色とりどりのデコ弁もあれば、ほぼ茶色のお弁当もある。

多分、正解も理想も、きっとないんだと思う。

息子が幼稚園の時はまだ今ほどデコ弁全盛時代ではなかったのもあり、

基本、唐揚げとかミートボールとか茶色のおかずに、ミニトマトの赤、

卵焼きの黄色、ブロッコリーの緑の三原色があればOKだった。

中高6年間のお弁当もこの三原色の原則を継承しつつ、

たまにフィッシュ&チップス弁当などのちょう変化球も放ったが、

基本、息子はとっとと食べて休み時間は遊びたいタイプだったので、

親が気にするほどお弁当の見た目にはこだわっていなかったと思われる。

まあ、空っぽになった弁当箱を介して、

「ごっつぉさん」「まいど」てな無言の会話を交わしていたのだと思う。

エッセイのママと娘さんの会話もまたお弁当の歴史を物語っていて、

なんだか、すごく、心がほんわかあったかくなった。

「何色でもいいよ、ありがとう」。最高の感謝の言葉だ。

ああ、そういえば、たまにオレンジもいいかと思って

ニンジンをバターと少しのお砂糖で煮た「グラッセ」を入れたら、

そっくりそのまま弁当箱に残っていて、息子に事情聴取をすると

「俺、甘いニンジン、苦手なんだよね・・・」と告白されたっけな~。

まあ、お弁当は赤黄緑の三原色が無難だと悟った母なのだった。

おべんと、おべんと、うれしいな。

だれか、アタシに、おべんと、作ってくれないかな(笑)

お弁当って、いくつになっても、なんか、嬉しいのだ。

(写真は)

お弁当の定番

タコさんウインナー

週末の前菜は

タコとオレンジのカルパッチョ