おさかなメモリー

いつも

いつも

食卓にあるのが

当たり前だった

おさかなメモリー

今日はこどもの日。

ですが、主役の子どもの数は41年連続減。

総務省の発表によると、4日現在、14歳以下の子どもの数は

前年より25万人少ない1465万人で41年連続減少とか。

コロナ感染拡大による出産への不安が拍車をかけた可能性もあるようです。

都道府県ごとの人口に占める子どもの割合は

沖縄県の16.5%は最も高く、最も低いのは秋田県の9.5%、

次いで青森県10.4%、北海道の10.5%だそうです。

う~ん・・・北海道人口のギリギリ1割・・・。

もうひとつ心配なニュースが今朝の北海道新聞に載っていました。

「日本のサケ 運動能力低い?」

北海道産が大半を占める日本のサケ(シロザケ)と

北米やアラスカ産のサケの遺伝子を調査した結果、らしい。

東京海洋大と東大の研究チームが

日本のサケと北米やアラスカ産のサケの遺伝子を比較したところ、

エネルギー代謝に関連する遺伝子の指標「対立遺伝子頻度」が

日本のサケはめだって低いことがわかったそうです。

米国とカナダの研究機関が公開するサケ約6万匹(うち日本産約4千匹)の

遺伝子データを分析したところ、運動持久力、エネルギー代謝、

酸素消費量などに関わっているミトコンドリアに含まれる対立遺伝頻度が

日本のサケはロシア、アラスカなど他6地域のサケの集団に比べて

大幅に低下していたそうです。

この「対立遺伝子頻度」の説明は少々ややこしいので省きますが、

さらに卵巣の成熟や精子の授精能力、細胞成長に関わる遺伝子の

対立頻度が他地域と異なることがわかったとか。

つまり、ひらたく言うと、日本のサケは運動能力が落ち気味、

さらに少子化傾向が顕著だと読み取れます。

研究チームによりますと、断定はできないが、

日本で盛んに行われ、サケの資源を半世紀以上も支え続けた

ふ化・放流事業が遺伝子データに影響し、

近年の秋サケ不漁の一因になっている可能性もあるそうです。

道民としては、ショック。

カムバックサーモン運動によって鮭が戻ってきてくれたのに。

良かれと思って官民一体になって取り組んできたのに。

遺伝子データに影響していたかもしれないなんて。

しかし、対策を考える動きも出ているようで、

水産庁の「不漁問題に関する検討会」は、サケについて、

環境変化を踏まえたふ化・放流事業技術の向上に加え、

野生魚の活用も挙げています。

道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場では

川へ戻ってきた親魚をすべて捕獲せず一部を上流に上らせて

自然産卵させ、こうした自然産卵後に生まれた子たちが数年後にそ上して

人工ふ化の対象となることで野生の遺伝子が取り込まれる、

「野生魚を活用した放流事業」を模索しているそうです。

子どもの頃、鮭はいつも身近にあるお魚だった。

1本まるごとの新巻き鮭も、切り身の鮭も、日常の風景だった。

おさかなといえば、きれいなピンク色の鮭だった。

その鮭が獲れなる日が来るなんて想像していなかった。

あたりまえの風景は、

あたりまえなんかじゃなかった。

失いそうになってはじめて気づく大切なおさかなメモリー。

人間も知恵出すよ、がんばるよ。だから戻ってきて、サーモンよ。

(写真は)

希少なおさかな

「のどぐろを使ったお魚ソーセージ」

日本魚食文化は豊かだ

お魚、感謝していただきます