スイートな良薬

良薬は

口に苦し

だけじゃない

食べて美味しい

スイートな良薬

7月の札幌は真夏日が続いていますが、

今朝も夏の青空が広がり、それなりに暑くなりそう。

昨日よりは2,3度気温は低くなるようですが、

今日は夏の太陽がめっちゃ元気、日差しが強気(笑)

夏本番とともにおやつも夏モードへ。

先日、夫がお土産に買ってきてくれたデザートが秀逸でした。

札幌の老舗「三八菓舗」の「あずき杏仁」

大好きなあずきと杏仁がいっぺんに楽しめちゃう♪

とろ~りとした杏仁豆腐に粒あんをたっぷりトッピング。

あんこと杏仁、ありそうであまりなかったカップリングかも。

さっそく、スプーンでたっぷりすくって・・・

う~ん・・・!!!これは、絶品!!!

ミルキーで香り良い杏仁豆腐にあんこの風味と甘さが絶妙にマッチ、

台湾の豆花を華やかにしたような味わいと食感、美味しい~♪

杏仁豆腐はシンプルに食べるのが好みでしたが、

あんこ載せ、これ、ハマりそう。

それにしても、杏仁のこの香り、魅惑的だわ・・・。

上品で高貴で・・・バニラともココナッツとも違う・・・う~ん、

なんと表現して良いのか、言葉が追いつかないほど素敵過ぎる。

困っていたら、こんな一文を見つけましたよ。

「竜宮城の乙姫様のお肌の香りはきっとこんな香りだろうな、

と思わせるような香り」

東海林さだお「コロッケの丸かじり」の中の一文であります。

さすが、確かに!竜宮城系の高貴でミステリアスな芳香です。

杏仁豆腐に使われる「杏仁(キョウニン)」は

アンズの種の中にある核(仁)と呼ばれる部分で

漢方の世界では肺と腸を潤す働きがあるとされ、

古来より薬として珍重されてきました。

しかし「杏仁」は苦みが強いために甘みや牛乳を加えて

食べやすく工夫したのが「杏仁豆腐」のルーツとされ、

清の時代には宮廷料理の最高峰「満漢全席」のデザートして

皇帝や妃たちに供され、愛されていたのだそうです。

どうやら「杏仁」には苦みの強い「苦杏仁」と

甘みのある「甜杏仁」があり、前者が生薬として、

杏仁豆腐などのお菓子には後者の「甜杏仁」が使われているのらしい。

な~るほど、良薬は口に苦し、でもスイートな良薬もあるってことね。

ちなみに「杏仁」の薬効に気づいたのは

中国三国時代の董奉(とうほう)という名医と言われています。

山中に住み、貧しい人々からお金も一切受け取らずに治療を施し、

患者が治ると杏の樹を植えることだけお願いしていたそうです。

やがてあたり一面は盛大な杏の林となり、

実った杏が欲しい人には一缶の穀物と引き換えに好きだけ与え、

その穀物は全て貧しい人や病人に提供したと言われています。

そんな董奉の伝説から良医の代名詞「杏林」という言葉が生まれたのだとか。

お~、なるほど、製薬メーカーや医大の名前にもなってますね~。

真夏の暑さが続く7月。

スイートな良薬「杏仁」で元気になれた!

夏はおいしく乗り切るべし♪

(写真は)

三八菓舗のあずき杏仁

あんこと良薬、

絶妙なマッチング♪