北の大地に立つ

師走とともに冬将軍到来。
朝起きると、外は真っ白な雪景色になっていました。。
昨日からぐんぐんと気温が下がり始め、今日の札幌は真冬日の予想とか。
とうとう、いよいよ、ほんまもんの冬がやってきましたね。


白い雪原が広がる北の大地。
北海道の厳しい自然のなかで育まれた犬種が「北海道犬」です。
原始的な強さがみなぎり、ヒグマにも向っていく勇敢な犬ですが、
飼い主には忠実、愛らしい容姿と無邪気で素朴な表情が愛されてきました。
昨日、コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ!」の特集は、
まさに、その「北海道犬」。

1937年に国の天然記念物に指定された北海道犬は
1970年代には年間の繁殖数はおよそ7000匹でしたが、近年はわずか100匹ほどにとどまります。
そんな稀少な北海道犬の飼育を半世紀続ける札幌の梅本博さんのもとに今年5匹の子犬が生まれました。
80歳の梅本さんが飼育するのは元々6種類あった系統のうち、唯一現存する千歳系の北海道犬。
原種の血統を次の世代に繋げる5匹の子犬が、なんと、スタジオに登場しました!


か、可愛い~~~!!!
もう、とろとろ、メロメロ、とろけちゃいそう!
生後39日の北海道犬(千歳系)の子犬ちゃんです。
あったかくて、穏やかで、柔らかい毛がみっしりで、ホントにめちゃくちゃカワイイんだけど、
身体はちっちゃいのに筋肉、骨格がとてもしっかりしているのに驚きました。
厳しい北の大地で生きてきた原種の血統を肌身で感じます。

私が抱っこしている茶色の子はお顔が今は黒いけれど、大きくなるにつれて薄くなっていくそうで、
梅本さんが大切にしている血統を受け継いでくれる宮城県のご夫婦のお宅にいく予定です。
お隣の弁護士大川先生が抱っこしている白い子は茶色の父親母親から生まれたそうで、
白いけれど耳や背中に少し茶色が混ざっていて、黒い肉球もどんどん薄くなっていくんだそうです。


MCの堀AN(お隣は森田AN)が抱っこしている子は梅本さんが飼うことになっていて、
現在80歳の梅本さんは90歳まで頑張る!と話していました。
ケージの中の2匹も抱っこされている3匹も、みんな穏やかでとってもお利口さん。
スタジオはライトも眩しいし、なんだか知らない人がいっぱいいるのに、
さすが北海道犬の血統をつぐジュニアたち、ちっちゃいけれど肝が据わっています。

北海道の天然記念物はタンチョウ、エゾシマフクロウなどがいますが、
北海道犬は人間と非常に深い関りがあるがゆえに人為的な影響を受けやすく、
原種犬としての血統を守り続ける梅本さんの半世紀に渡る飼育は大変に貴重なこと。
今はメロメロにかわいい子犬ちゃんたちがすくすくと立派な成犬に育った姿が目に浮かんできました。

北の大地にすっくと立ち、みっしりした毛に包まれたがっしりした身体で堂々と胸をはり、
北海道の大自然、風土に順応してきた北海道犬。
飼い主に忠実に、むだに媚びることなく、勇敢に狩りに向かった記憶をとどめる犬。
君たちの成長が、今から、とても楽しみだ。

でも、今は、めろめろ、とろとろ。
ずっと抱っこさせておくれ♪