おつあり
9月最後の月曜日の朝。う~ん・・・東の空が赤く染まり、灰色の雲は重たげだ。
これは、朝焼け・・・?朝焼けは・・・雨?
変わりやすい秋のお天気、誰の心と秋の空なのか(笑)、
とりあえず、洗濯物を外干しできるかどうかが気になる朝でありました。

茜色に染まる朝焼けの写真。
まあ、これも、「映える」と言えなくもありません。
もう、すっかり、よく耳にし、口にしますものねぇ、
「映える」=ばえる=写真に写す時にきれい見える、という意味の言葉。
文化庁が先日公表した国語に関する世論調査でも明らかになっていました。
今回はSNSの影響に関して初めて調べた結果、
SNS普及によって文字や言葉の使い方に影響があるとの回答が8割近くになり、
「映える」などの新しい表現が日常会話に浸透していることがわかったのです。
「映える」を使う人は50.4%、自宅の固定電話=「家電」という人も52.6%で
これらの言葉を「ほかの人が使うには気にならない」という回答も80%以上にのぼりました。
ネットの有料サービス利用「課金」するという人も半数を超えていましたが、
こちらは10~30代が80%以上なのに対し、70歳以上は10.8%しかいませんでした。
さらに「心が揺さぶられる感じがする」=「エモい」を使う人は全体の17.8%、
「ネットで商品を買う」=「ポチる」は32%と、世代間格差が大きいことがわかりました。
確かに。「映える」をそこそこ使う私も、「課金」「エモい」「ポチる」はあまり使わない。
世代間格差を実感いたします(笑)
SNS利用が広がり、短い言葉でのやりとりが増えたり、新しい言葉が生まれている一方で、
言葉の使い方に「気を使っている」と答えた人が80.9%にのぼり、
20年前の調査より10ポイントも増えていました。
「差別やハラスメントに受け取られかねない発言を避ける」「感情的な反応をしない」など
「非常に気を使っている」という人の割合は若い世代が高かったそうです。
言葉に敏感になることは、大切。
発した言葉が相手にどう響くのか、理解してもらえるのか、こちらの意図が届いているのか、
相手の立場になって想像することは言語コミュニケーションの基本だと思います。
速さ重視の時代だからこそ、気を使う人が増えているのかもしれませんね。
また「御苦労様」「お疲れ様」「ありがとう」の用法の変化も浮かび上がっています。
「御苦労様」は江戸時代には目上の人に対して使われることが多かったとされますが、
現代ではマナー講習などで目上の人には使うべきではないと教えられることもあり、
上司だけなく部下に対して「御苦労様」ではなく「お疲れ様」「ありがとう」を使う傾向が
10年前の調査に比べて顕著になってきたのだそうです。
これも、確かに。公私ともに「御苦労様」と使うことは、あまりないかも。
仕事場では圧倒的に、とゆーか、どんな場合も「お疲れ様」一択(笑)
朝も昼も晩も現場が動いているテレビ業界では、昔から「お疲れ様」が万能の挨拶、
新人の頃、早朝に「お疲れ様です!」と挨拶したら、「オレは全然疲れてない!」と
笑顔で突っ込んできた先輩がいたことも、よき思い出であります。
宅配の荷物を受け取った時も「ありがとうございました」が多いかな。
「御苦労様」の本来の意味はさておき、語感が固い感じがすることもあるかなぁ。
さらに、「お疲れ様でした、ありがとうございました」の重ね使いも結構多い気がします。
本当にお仕事できて良かった、またよろしくお願いします、などなどの思いがあって
「お疲れ様」単体では足りない気がして、「お疲れ様」+「ありがとう」のW使いとなるのかも。
「あけおめ ことよろ」。SNSの登場以来、短文化表現が進み、
「あけましておめでとう、今年もよろしく」というお年賀の挨拶も変化している昨今、
「お疲れ様+ありがとう」もトランスフォームしてみますか。
今日もお世話になりました、おつあり!
おつあり。
あけおめ、ことよろに続くか?
・・・多分、続かない(笑)

ご近所の花壇に秋のバラが咲いていた。
赤い縁どりが美しい9月の秋薔薇。
「映える」。


