地の花
秋晴れの予感がする朝。
オレンジ色に輝く東の空を見ていると元気がわいてくる。
ファイターズが3連敗した翌朝、朝日に勇気づけられます。
こんなヒリヒリする9月になっていることに感謝しかありません。

昨夜の西武戦でまさかの4-5の逆転負け、絶対負けられないゲームを落としてしまいましたが、
試合後、新庄監督は「みんな、よくやった」と選手をねぎらい、
「もう何もないよ。誰が打たれたとか。全員で一つのゲームを取りに行くだけ」と語っていました。
そうだ、もうここまで来たら、誰が打たれたとか、エラーしたとか関係ない。
レギュラーシーズン最後の一戦までみんなで応援、そしてCSに向かってこうではありませんか!
と、朝日に向かって一人でこぶしを振り上げる金曜日でありました。
秋の歩みがゆっくり進む今日この頃。
街路樹のナナカマドの葉先がほんのり赤く色づきはじめてきたり、
子どもたちが遊ぶ公園の植え込みにコスモスとススキが仲良く揺れていたり、
街なかでも小さな秋を見つける季節になりました。
そんななか、ご近所のお花屋さんのディスプレーに思わず吸い寄せられました。
野生的でエキゾチック、眺めているだけで旅気分を味わえる素敵なお花たち。
「WILD FLOWER」です。
可憐で愛らしい見慣れたお花とはまた違う魅力に引きこまれてしまいます。
「WILD FLOWER(ワイルドフラワー)」は南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど
南半球の国を原産とし、その土地特有の花=「ネイティブフラワー」とも呼ばれます。
その姿、形、色彩は多種多様で、まるで木の枝やハーブのように見えたり、
真っ赤なベルベットのような質感を持った花もあったりと
よい意味で「お花」の既存概念を覆してくれる生命力がみなぎっています。
特に惹かれたのが「ピンクッション タンゴ」というお花。
赤に近いオレンジ色の光沢のある細長い花弁が燃える炎や花火のよう。
「ピンクッション」とは針山という意味。なるほど、確かに、オレンジ色の針山、ですね。
秋のお彼岸頃に咲く「ヒガンバナ」がワイルドにトランフォームしたようにも見えます。
インパクトのあるエネルギッシュな花を支えている太い茎も実に力強い。
大地のエネルギーをがっしりととらえているのでしょう。
強い太陽が照り付ける乾燥地帯が多い南半球にしか咲かない花々は
自然と共生する様々なフォルムでその土地に適応しているのです。
地の花。
生命力がみなぎり、鼓動が聞こえるようなワイルドフラワーを見ていると
そんな言葉が浮かんできました。
大地にしっかり根を張って、自然と共生する花々、ちょっと虜になりそうです。

あれ?カンガルーの足?
左上の赤いお花は「カンガルーポー」。
カンガルーの前足(paw)に似ていることから名づけられました。
うふふ、お花を眺めながら妄想オーストラリア旅行ね♪


