感じること
見る聞く
話す嗅ぐ
味わう
そして
感じること
1月13日三連休最終日は成人の日。
二十歳の集いは昨日日曜日に開催されたところが多かったようですが、
祝日月曜日の今日も晴れ着姿の新成人を見かけるかもしれませんね。
まぶしい若さに、かなり昔の成人(笑)もすっと背筋が伸びます。
朝刊各紙も新成人へのはなむけの記事が色々載っていましたが、
「天声人語」にとても印象的な表現が紹介されていました。
「頼りない生牡蠣のような感受性」。
若く柔らかい心を鋼のようにたたき直す必要などない、むしろ
長く保つ方が難しいのだからと詩人の茂木のり子さんは説きます。
不器用な自分をあるがままに受け止め大切にというエールです。
そんな生牡蠣のように柔らかい感受性も、獲得する日が来るのだろうか。
新成人世代は当たり前にお付き合いしていくだろうAIのお話。
人間に代わり「思考」し「行動」するAIが現実味を帯びている、らしい。
最新AIの開発状況に関する朝刊の特集記事にちょっと驚き。
2025年はついに「エージェント機能」AIが主流になる、そうで、
つまり、AIが人に代わって仕事をすることが現実味を帯びるってこと。
ある「目標」に向かって論理的に「考える」機能をもとに「行動できる」、
AIエージェントの開発は人間並みの知能を備えた「AGI(汎用人工知能)」に
向けた大きな一歩なんだそうです。
さらにAIの事前学習もいずれ終わりを迎えるらしい。
ハードウェアの進化で向上するばかりの計算能力にデータが追いつかず、
やがて「データはAIの化石燃料」となる日も遠くないそうで、
次なる挑戦の一つがオープンAIが発表した基盤モデル「o1(オーワン)」。
なんとですよ、この子は回答する前に時間をかけて「考える」よう訓練し、
論理的な能力を改善させた最新型人工知能なんだそうだ。
今のAIは物理的世界の理解、一定の記憶力、論理的思考、計画能力という
4つの能力はまだ持ち合わせたいないとされますが、
生成AIの急速な進化はやがて人間の「五感」にあたるような認知機能を
身に着ける日が来るかもしれないのだ。
見る、聞く、話す、嗅ぐ、味わうができちゃうAI。
そこまで進化したとしたら、人間との差異は、なんなんだろう。
ふと、さきほどの言葉が心をよぎった。
「頼りない生牡蠣のような感受性」
そうだ、人間には、柔らかな頼りない、でも何かを生み出そうとする、
意外にしたたかで、しなやかで、強靭な「感受性」がある。
見る、聞く、話す、嗅ぐ、味わう、そして、感じる。
AIを開発する人間にしかない「頼りない生牡蠣のような」もの。
不器用な自分も大切にしたいと思った。
生牡蠣の美味しさは
人間がいちばん知っているよん(笑)
(写真は)
週末ごはんは
黒豚のしゃぶしゃぶ
生牡蠣のような感受性で味わった


