あなたもわたしも

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これ以上

分けることが

できない

大切な存在

あなたもわたしも

今日5月3日は憲法記念日です。

ふだんの暮らしの中で意識することは多くはないかもしれないけれど、

その暮らしの根幹を支えているとてもとても大切な存在であります。

国の基本となる最高法規で国民の権利と自由を保障するために制定されました。

朝刊各紙も様々な角度から憲法を考える特集などが掲載されていましたが、

「くらしと憲法」というテーマに寄せられたある読者投稿が印象的でした。

70代男性はうっかりお茶碗を落として割ってしまった妻に

何気ない一言を言いました。「馬鹿だな」と。

その時、遊びに来ていた小学4年生の孫娘に

「じいじ、そんなこと言っていいの」と厳しくいさめられたそうです。

いつもは何も言わない妻も孫の言葉に力を得て

「それはやはり侮辱では」と夫の言葉に異を唱えたのでした。

40年以上の結婚生活の中で、自分はどれほどこんな発言をしてきたのか。

親しき中にも礼儀ありというレベルの話ではない。

夫と妻は対等、平等だという意識を持つべきなのだ。

孫娘の一言が憲法に謳われている大切なことを気づかせてくれたという。

憲法の考え方は壮大で難しいものではなく、

日々を共に過ごす夫婦、家族という最小単位にも関係することなのだ。

くらしと憲法は密接につながっている。

憲法記念日、その条文を改めて家族で考えるよい貴会なのかもしれない。

今朝の天声人語は夏目漱石と憲法について触れていました。

「個人」という言葉の語源となるラテン語は「分割不能な」という意味を持ち、

分けることにできない、独立した存在であり、

憲法が制定される30年以上前の1914年、漱石は講演の中で「個人主義」について、

「それは自分勝手ではなく、国家とも対立しない」と語ったそうです。

「すべて国民は個人として尊重される」憲法13条はその前段で

分けることのできない大切な個人を尊重すると力強く謳っています。

うっかりお茶碗を割ってしまった妻に「馬鹿だな」と言ってしまうこと、

何気ない一言の根底に個人を尊重する意思が欠けていなかったか、

暮らしの中の日常にこそ、大切なものがあるのだと気づかされる朝だった。

自分と他者の両方を尊重し、自由を認める考えこそが

個人主義なのだと、漱石は述べていたといいます。

あなたも、わたしも、大切な存在。

お互いを否定し合う関係は幸福を追求できない。

憲法記念日。

くらしに息づく大切な存在。

(写真は)

GW後半

青空がみえる

桜と鯉のぼりも

気持がいい五月晴れ