ユーティリティ挨拶
★★★お知らせ★★★
システムのご機嫌がまた斜めのため
文字サイズの表示が小さくなっています。
読みにくくて申し訳ありません。
しばしお待ちくださいませ★★★
こんにちは
いつもどうも
また明日
便利すぎる
ユーティリティ挨拶
今日5月5日は子どもの日。
「子ども最少1366万人 15歳未満 35万人減」と
朝刊1面には気になる見出しが載っていました。
少子化が止まりません。
総務省が発表した4月1日現在の15歳未満の子どもの数は1366万人と
比較可能は1950年以降の過去最多を更新、44年連続の減少で
総人口に占める割合は11.1%と51年連続で低下、世界的に見ても
最も低かった韓国の10.6%に次ぐ数字、少子化は深刻です。
それゆえに、この季節、近所の公園に子どもたちの姿を見かけると
「遊べ、遊べ、思い切り遊べ~!」と心底ほっとし安堵します。
外遊びをする場所も機会も少なくなった昨今ですが、
お外で走り回る子どもの姿は大人にとってのビタミン剤にもなります。
そう、子どもの感性、言葉には、本当にはっとします。
昨日のファイターズは本拠地エスコンで西武に3-2で勝利、
初勝利となった達投手と2ランを打ったレイエス選手への
キッズによるヒーローインタビュー―が抜群でありました。
達投手には「キャッチャーの要求が嫌だったらどうしますか?」と直球質問、
レイエス選手には「僕は田宮選手のファンなのですが、何かエピソードありますか?」と
まさかの田宮推し質問(笑)。レイエス選手は「彼はいつもボクに声をかけてくれて、
それでこの日本語覚えました」と英語で答えた後に、
日本語で「オツカレサマデース!」と田宮選手のモノマネを披露し観客大爆笑。
これはプロでもなかなか引き出せない、子どもの感性にあっぱれ、です。
同時に野球選手もロッカールームで「お疲れさまです」と言うんだと少し驚いた。
芸能界や放送業界では万能挨拶となっている「お疲れさまです」は
今や一般社会のあらゆる場面に浸透しているとは思っていましたが、
プロ野球選手同士で、さらに外国人選手にも通用するワードになっているとは。
「お疲れさま」、考えてみれば不思議な挨拶であります。
もともと日本語には「ご苦労様」という相手をねぎらう言葉があり、
江戸時代までは目下の者が目上へ使い、明治以降に逆転し、
もっぱら目上の者が目下をねぎらう言葉となっていったと言われます。
が、「お疲れさま」の起源ははっきりとはわかっていないようで、
辞典には、夕方から夜にかけての長野県の方言とか、
新潟県でも「おつかれさん」という方言があるとか、
山梨で午後に人に行き会った時の挨拶の言葉などなど
一部地域の午後または夕方以降の挨拶の言葉と出ているようです。
まあ、正確な起源はわかりませんが、鍵となるのは時間帯らしい。
夕方以降、1日働いて「お疲れでしょう」というねぎらいが主旨と思われる。
新人アナウンサーとして放送局に入社した当時、「お疲れさま」の洗礼を浴びた。
局内で誰かに行き会ったら、時間帯問わず「お疲れさま」と挨拶するようにと。
「放送局は基本、日夜問わず誰かが働いている現場だから、挨拶は『お疲れさま』。
朝に行き会ってもその人は泊まり明けかもしれないしね」
ご指導をたまわった先輩方がその理由をこう説明してくれたものです。
そうか、放送局は、24時間働く場所なんだと新人アナは理解したのだった。
以来、元気よく、局内で会う人合う人に「お疲れさまです!」を連発しましたが、
中には「お疲れさまです!」と言った途端に「俺は疲れてない!」と突っ込む御仁も。
米つきバッタみたいに元気過ぎる新人をからかうジョークではありましたが、
そんな思い出も含めて、「お疲れさま」は確かに便利な挨拶であります。
フリーになってからも色々な現場で色々な方々とお仕事をご一緒しますが、
無事に本番が終われば、一様に「お疲れさまです」で仕事が完結できるのだ。
いわば業界用語だった「お疲れさま」は2000年以降、
上下問わす使える挨拶として一般化していったと言われます。
お仕事や勉強や運動を頑張れば、誰でも「疲れる」。
それを上下関係なく、フラットにねぎらいをこめて使える、
いわば使い勝手がよく、親しみやすく、抵抗感の少ない便利な挨拶。
いつでも、どこでも、誰にでも使える実用性のある「お疲れさま」。
スポーツの世界でもサッカーなど複数ポジションをこなす選手は多く、
プロ野球でも特にファイターズは捕手と外野などをこなせる、
いわゆるユーティリティプレイヤーが少なくありません。
「お疲れさま」も現代社会が生み出したユーティリティ挨拶と言えるかも。
連休中も
お仕事の皆さま
色々あっておでかけできない皆さま
お疲れさまです。
(写真は)
子どもの日
沖縄の子どものための伝統玩具
琉球張り子を愛でる
金太郎と鯉に乘った童
健やかに育ってね


