たのしい運動会
★★★お知らせ★★★
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ライラックが咲き
緑萌える爽やか美しい初夏。
北海道の小学校では運動会の季節となります。
札幌市内でも多くの学校が5月末あたりに予定されているようです。
かつての運動会は朝からお弁当作り、応援の場所取りなどなど
子どもたちの晴れ姿を見ようと保護者もなかなか大変だった感がありましたが、
運動会の姿も時代とともに変わってきているようです。
半日開催でお弁当不要、学年ごとの分散開催だったり、
内容も組体操や騎馬戦などは姿を消していると聞きます。
特にコロナ禍を機に半日化が進み、
ケガのリスクがある組体操や騎馬戦などがなくなっていくのは
子どもの安全を考えると致し方なく時代の趨勢かと思われます。
そうか、運動会は時代を映す鏡なのかもしれません。
「変わる運動会」
先日の新聞のオピニオン欄でこんなテーマが特集されていました。
スポーツ史研究者によると日本最初の運動会は1874年(明治7年)、
東京築地の海軍兵学校が開いた「競闘遊戯会」だそうです。
「競闘遊戯会」競闘という言葉にが勇ましさを是とする空気を感じます。
その後、初代文部大臣森有礼が児童生徒の体力向上と国民の一体感醸成のため、
運動会と兵式体操を推奨し、全国に広がっていきますが、
当時の農村、漁村では有力な働き手である子どを学校に通わせることに
不満もあったため、収穫が終わった秋祭りと結びつける形で
地域社会に運動会が定着していったのだとか。
そんな地域のお祭り的だった日本型運動会は
第二次世界大戦を前に軍国主義的な色彩が強くなり、
「手榴弾投げ」「バケツリレー」といった軍事教練的な種目が登場、
戦争末期には食糧不足から運動場が芋畑になり、
運動会自体が開催できなくなっていきます。
戦後、運動会は「見る側」視点に重心が移り、
見栄えのする巨大ピラミッドなどの組体操や白熱する騎馬戦が人気種目になり、
運動会のエンターテインメント化が進んでいきますが、
昨今はケガのリスクからそれらの種目からダンス系にシフト、
保護者もお弁当作りの負担なしの半日開催が主流となってきました。
なるほど、確かに、運動会には時代の空気が映し出されているようです。
「競闘遊戯会」から地域のお祭り的運動会となり、
やがて戦争の足音とともに軍事教練化していった戦前の運動会。
戦後の「見せる運動会」から一人一人の個性が楽しいダンス系運動会へ。
騎馬戦や組体操がないのはつまらないとか、
半日じゃ物足りないなどなど、運動会への意見は色々あると思いますが、
少なくとも「手榴弾投げ」なんて種目は絶対復活してほしくないし、
グラウンドが芋畑になって運動会ができない時代になど
絶対戻ってはいけないと強く思います。
富国強兵や経済成長など社会情勢を映してきた運動会。
誰もがお互いを大切に思いやれる、
平和で安全で健やかで楽しい運動会でありますように。
子どもたちが思い切り走り跳び踊る姿は
未来そのものなのだから。
★★★本日5月21日(水)HBC「今日ドキッ!」に
コメンテーターとして出演させて頂きます。
どんな話題に出会えるのか、わくわくドキドキで行ってきまーす!
(写真は)
「かぶの葉と舞茸のペペロンチーノ
もったいないはおいしい♪
運動会のお弁当のおかずにも(笑)


