秋を分ける

今日は秋分の日。
昼と夜の長さが同じになる日。
いよいよ暑い夏から涼しい秋へとシフトチェンジ、
日一日と夜明けは遅くなり、日暮れは早くなります。


秋分の日の朝。
朝日を浴びてオレンジ色に染まる建物の上に広がる秋の青空。
雲ひとつない朝の空、シルバウィーク最終日も秋晴れになりそうです。
秋のお彼岸のお参りにもよい日和ですね。

「秋を分ける」秋分の日はお彼岸の中日でもあります。
今は亡き人たちのお墓やお仏壇におはぎやお団子を供えて
「わたしたちは元気だよ、いつも見守っていてね」とご挨拶をする日。
まだ雪が残る春のお彼岸よりお墓参りがしやすいのも助かります。

お彼岸の語源はサンスクリット語の「paramita(パーラミタ)」で「波羅蜜多」と漢訳され、
「彼岸浄土の世界)」へ至ること」という意味。
仏教では仏の住む浄土=彼岸、この世=此岸という概念がありますが、
昼夜がほぼ同じ長さになるお彼岸の時期は1年の中でこの世と浄土の距離が最も近くなり、
想いが通じやすくなる時とも考えられているそうです。

なるほど、そうか、冬と春、夏と秋の境目、此岸と彼岸の距離が最も近くなるんだ。
真っ青な秋晴れの空は天高く澄んでいますが、実は最も近づいているんだね。
おはぎやお団子を供えながら手を合わせ、心の中で話しかければ、きっと届く。
「秋を分ける」秋分の日は、此岸と彼岸を近づけてくれる日。

さあ、おはぎや秋のお花を買って、
秋のお彼岸のお参りにでかけましょう。


お花屋さんも秋の景色。
秋の花々は風情があります。