皮をむきながら

シルバーウイークの日曜日、
空模様は曇り空、おでかけには傘が必要かな。
でも、気温は20度超えそうだし、
重ね着がおすすめの連休サンデーのようです。


マンションのお庭のナナカマド。
赤くなった実を追いかけるように
ゆっくりゆっくり葉っぱも色づきはじめました。


スローな秋の訪れ。
我が家の食卓も秋めいてまいりました。
2日続けて秋刀魚の塩焼き、昨日はご近所スーパーで仕入れたLサイズの秋刀魚。
一昨日よりは少し大きめ、脂ののりも感じられました。

そして秋刀魚のバディには「肉じゃが」。
今年は北海道産のじゃがいもも、玉ねぎも、すこぶる大玉で立派。
昨年秋は天候に恵まれず小玉傾向だったので、嬉しさもひとしおであります。
実りを秋を感じられる秋のお惣菜♪


じゃがいもはほっくほく、たまねぎも甘くて最高。
秋の訪れとともに、お醤油色の景色が恋しくなります。
これから和食の回数も増えていくのよね~、
なんて思いながら、大玉のじゃがいもの皮をむく幸せな秋。

ですが、北海道新聞朝刊の見出しに、「だよね~」と心配になりました。
「ジャガイモ輸入 産地の警戒なお」。
米国産生食用ジャガイモの輸入手続きが最終段階のステージ3に入り、農林水産省が米国の検疫当局と
病害虫を国内に持ち込ませない対策の協議を進めることになるそうです。

生食用ジャガイモの市場開放を求めるアメリカとの協議は解禁要請の受けつけ、対策が必要な病害虫の検討を経て、
9月18日に病害虫21種が公表されましたが、特に心配されるのが「ジャガイモシストセンチュウ」と「ジャガイモシロシストセンチュウ」。
土の中で15年以上生き残り、寒さや乾燥に強いため根絶が難しく、発生してから確認に5~10年かかり、
一度畑に被害が広がると、長期間作付けが困難となり、ビートや小麦にも影響を及ぼす懸念があるそうです。

協議されている対策では輸入先を病害虫が発生していない地域に限定する、
アメリカ側で水洗いとブラシでこすることを条件にするなどが候補になっているそうですが。
土や病害虫がついているかは目視での抽出検査にならざるを得ないと専門家は指摘します。
・・・肉じゃがのじゃがいもの皮をむきながら、思った。

ところどころ、凹みのあるじゃがいも。
ピーラーで剥いても、凹みには皮が残るので、その凹みは包丁などでくりぬかねばなりません。
大量のジャガイモをアメリカ側の産地で水洗い、ブラシでこすっても、リスクはゼロにできない、よね。
農水省は混入リスクを「無視できる水準」まで下げられる方策を探るといいますが、
国産の8割を生産するジャガイモ王国北海道など産地の懸念は大きいと記事は伝えていました。

大地の恵み、じゃがいも。
寒い土地でも育ち、保存ができて、主食代わりにもなるじゃがいもは
北海道開拓時代から道産子にとっては欠かせない農産物でした。
これからも安心して作れますように、食べられますように。

じゃがいもの皮をむきながら、考えた。