王道そば
曇り空の月曜日です。
空の色は少し物憂げなグレーが広がっていますが、
気温は道内各地、夏日になるところが多いとのこと。
ゆく夏とくる秋がまだまだ隣り合っている9月です。
昨日13日、沖縄県知事選が投開票され、3選を目指す現職の玉木デニー氏を破り、
新人で元那覇副市長の古謝玄太氏が過去最多得票を獲得し、初当選しました。
古謝氏は県政史上最年少の42歳、1972年の沖縄の日本復帰後生まれで初めての知事となります。
出口調査では投票先を選ぶ際に重視したのは「基地問題」は20.9%にとどまり、
最も多かったのは「経済の活性化」で49.5%だったそうです。
9月、沖縄は新しい知事の元で歩み始めることになります。

沖縄県知事選の当日、昨日の日曜日、我が家は沖縄そばを味わいました。
沖縄在住の息子夫婦が夫の誕生日プレゼントに贈ってくれた「金月そば(きんちち)」。
先日はソーキそば、今回は王道の三枚肉の沖縄そばです。
本島中部の読谷村に本店がある沖縄そばの人気店。
沖縄産小麦かなさんを使ったこだわりの自家製麺、8種の魚節と沖縄の海水温「青い海」を使用したスープ、
ソーキや三枚肉の具もすべて冷凍便で送られてくるので、お湯を沸かしてそれぞれを温めるだけ。
沖縄そばでおなじみの棒かまぼこの代わりにさつま揚げ、青葱をトッピングしたら、
あ~ら、我が家の食卓が、一気に本場「金月そば」になった。

夫にはちょっと大盛りで♪
自家製麺はつるつる、もちもち、程よいコシ、魚節の旨みとコクがたっぷりに黄金出汁が絡んで最高。
そして・・・ぷるぷる、とろとろに柔らかく煮込まれた三枚肉が、たまらん。
沖縄では豚バラ肉のことを三枚肉と呼びます。白い脂身と赤い肉が三層に見えるので三枚肉、ね
三枚肉の煮つけは清明(シーミー)や旧盆、正月などでご先祖に供えるの重箱料理「御三味(ウサンミ)」など
ハレの行事に欠かせない中心的存在で、沖縄そばの具や日常の食卓にものぼる料理でラフテーとも呼ばれます。
沖縄の市場では大きな皮つきの三枚肉の塊が並んでいて、家庭でよく作られているのがわかります。
三枚肉を一度茹でた後、鰹だしや醤油、泡盛、黒糖などでこっくり煮つけます。
三枚肉の煮つけ(ラフテー)は琉球王国時代に中国から伝わった豚肉料理で、
中国料理の福建省の「紅焼扣肉」や「東坡肉」がルーツとも言われています。
15世紀頃に琉球へ伝わり。宮廷料理からやがて庶民の食卓へ広がりました。
泡盛や黒糖で煮込むため南国沖縄でもお肉を保存できるなど気候と文化にフィットしたのですね。
沖縄そばも15世紀に中国から伝わった汁そばがルーツとも言われています。
三枚肉を載せた沖縄そばは、まさに、ザ・王道そば。
9月の沖縄はまだまだ30度超えの夏真っ盛りの気温が続いています。
愛する沖縄に幸あれと願いながら、金月そばをいただく週末でした。


