真夏に
ひんやりとした風。
早朝の雨はあがりましたが、
どんより曇り空が広がる朝。
北国の夏だ。

「熊本に送ってあげたい気持ちになります」。
朝のラジオで過酷な暑さが続く被災地へこの涼しい空気を送ってあげたいと話していました。
本当に、同感です。
最大震度7の地震に見舞われた熊本は電気も水もない、エアコンも使えない、道路も家屋も被害甚大、
また地震が来るかもしれないという恐怖をかかえる日々、その疲労とストレスはいかばかりかと思います。
昨日7月29日(水)コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ!」でも
地震発生から2日目、「真夏の災害への備え」を特集しました。
活断層による直下型地震で大きな被害が出ている熊本ですが、専門家によると、
道内全域にも活断層は分布していて、札幌も3つの活断層の存在がわかっているそうです。
北海道も真夏に発生した災害に対する備えが必要だと防災専門家は指摘します。
エアコンが使えない避難所でも気温の下がる夜に換気して適温に保つ。
普段より多めの水分補給を心掛け、すぐ行ける場所に仮設トイレを設置する。
冷水シャワーや冷水に足首までつかるなどの熱中症対策をよびかけます。
熊本は連日35度を超える猛暑日、週末には39度、40度の酷暑日も予想されています。
電気も水もない、また地震が来るかもしれない、復旧には時間がかかる。
被災地の人々の身体的、精神的な苦痛や疲労は相当に厳しい。
10年前の熊本地震の犠牲者の8割は避難生活のストレスからの災害関連死とされている。
命を守るために、何ができるか。
簡単にはいかないかもしれませんが、どこかの時点で、電気や水が使える少し離れた自治体へ、
被災地の人々を移動させる、いわゆる「避難疎開」という選択肢も必要なのかもしれません。
酷暑の震災、また北海道の厳寒期の震災時にも、広域な連携で命を守る仕組みも検討の余地があると思います。
朝刊には「真夏 再びの苦境」という見出しで全面2面に渡る写真記事が載っていました。
爆発が起きたイオンモール、倒壊した歴史的建造物の前で茫然と佇む館長、倒壊した八代宮、
脱線、横転した貨物列車、暑さと不安で10分しか眠れなかった避難所の母と12歳の息子、
給水を受ける市民、ガソリンスタンドで給油を待つ長い車列、倒れた電柱にボンネットをつぶされた車。
そして爆発が起きた現場で救助活動の合間に水を飲む救助隊員たちの姿。
いまも安否不明の方々の救助が命がけで行われている。
消防、警察、自衛隊、自治体などなど多くの人々が
今、この瞬間も、命を救おうと懸命の捜索、救助作業を続けられている。
真夏に祈る。
被災地の人々の安全と無事を。
熊本を思う。

真夏の花。
ひまわりに祈る。
どうか、無事で、安全で。


