まちができる
新しい一日がはじまった。
7月の早朝は曇り空。
でも時間が進むとだんだんゴキゲンがよくなるらしい。
そういえば、雲の隙間に青空が見える。

「ハム2軍 恵庭に」
北海道新聞1面に大きな見出しが躍っていました。
「広さ・立地 ハム2軍 恵庭にジャストミート」
全面特集記事の見出しも、ナイス、ジャストミート!
北海道日本ハムファイターズの2軍本拠地移転先が恵庭市に決定しました。
2028年にも着工、30年か31年の開業を目指すと球団とFSEが昨日発表。
約46haの敷地内に本拠地球場、屋内練習場、宿泊施設、商業施設や住居も整備し、
新しい街をつくる構想を描いているとされます。
「まちができる 美しいまちが」
1972年札幌オリンピックのテーマソング「虹と雪のバラード」の歌詞がまた蘇ってきた。
あれから半世紀がたち、巨大スポーツイベントによるまちづくりの発想はもう時代に合わないのかと感じていましたが、
こういう形でスポーツと市民が手を取り合って、新しいまちができる期待に胸が膨らんだ。
一過性のイベントではない、プロ野球チームが1軍2軍ともに北海道に本拠地を構えるのだ。
FSCの小林氏は「商業、住宅、宿泊施設などの複合的な開発にあたり、広さに大きなポテンシャルを感じた。
スポーツと日常が自然に融合したエリアを目指す」と語り、栗山CBOは「宿泊施設はスポーツ合宿にも対応したい、
子どもたちが楽しめる小さなフィールドも加えた。体の使い方や栄養、健康を発信するラボも設け、
人がどんどん育っていくような場所になれば、世界と勝負できる」と熱いプランを表明しています。
最高レベルのプロ選手がしのぎを削る拠点で子どもたちが練習したり、合宿ができるかもしれない。
プロレベルのフィジカル理論が学べたり、アドヴァイスを受けることができるかもしれない。
「スポーツと日常が自然に融合」する「新しいまち」ができるのだ。
もう一度、トワ・エ・モワに「まちができる~」と令和ヴァージョンのテーマソングを歌ってもらいたくなる。
同時に、この1年間、誘致に力を注いできた江別、苫小牧の皆さんの努力を思う。
官民挙げて署名活動をしたり、議会でユニフォームを着たり、若者や子どもたちが誘致のプレゼンをしたり、
本当に、どこの街に決まってもおかしくない、みんな素晴らしいプランを描いていました。
結果は残念でしたが、ブラジル戦に敗れた後の前田大然選手の言葉を思い出します。
「悔しいけれど、積み上げたことは無駄ではない。作り上げたことは財産になる」。
人口減少でまちが縮む話ばかりの中で、まちが未来へ広がる道をみんなで目指した1年間は大きい。
誘致のためにまちが持つ可能性、ポテンシャルを探り出し、未来へつなげるプランを練ったのだ。
官民あげて、みんなが前を向いてまちの未来を考えた経験は絶対に次につながると思います。
そして長年、選手たちを育成してきてくれた千葉県の鎌ケ谷にも心からのリスペクトと感謝です。
2軍本拠地移転先の候補もなったまちも鎌ケ谷も、これからもファイターズと素敵なご縁が続きますように。
みんなのファイターズ。関わるまちの数だけ、賑わいが広がるといいな。
まちができる。
スポーツの力。

北海道産のさくらんぼ。
たぶん佐藤錦と思われる。
びっくりするほど甘かった。
2軍の選手のデザートにもお出ししたい(笑)


