飛んでインド
風薫る初夏に注目度急上昇の「ビリヤニ」に挑戦、本日はいよいよ調理編ですj。
沖縄在住の息子ファミリーのおもてなしメニューのメインを飾るべく、
インドなど南アジアのスパイス炊き込みごはんを本格的にお家で手作り、
インド料理店で仕入れたビリヤニ専用ミックススパイスとバスマティ米、その他の食材、スパイスも揃え、
前日にメインのチキンはスパイスとにんにく、生姜、ヨーグルトでマリネして仕込んでおきました。
色々ネットを駆使してビリヤニのレシピを探ると、大きく分けて2つの方法があるようです。
茹でた米とマサラ(具材のカレー=グレービー)を層にして蒸す揚げる「ダム式・バッキ式」と
鍋やフライパンでマサラと米を炒めて炊き上げる「プラウ式」、
今回はより本格的な「ダム式」にチャレンジ、ちなみにインドで「ダム」と言うのは、
ふたで密閉状態を作り中の具材を蒸し上げる製法のこと。
ダム式のビリヤニはグレービーと米の色が均一ではなく、そこがまた本場っぽいのだ。

まずビリヤニのためのカレー=グレービーを作ります。
フライパンに油を入れてクミンシードを投入、香りが出てきたら玉ねぎの薄切りとにんにく、生姜を焦がさないように炒め、
ビリヤニミックススパイスと塩、色づけのターメリックも加えて香りを出し、トマトの角切りとトマトペーストとともに炒めたら、
マリネしたチキンを投入、火が通ってきたら、マッシュルームと人参、ヨーグルトを加え、10分ほど煮たら完成。
ちょっと味見、うっひょ~!!!一気にインドに飛んだ!本格インド料理店のカレーざんすよ!
次に30分水に浸して水気を切っておいたバスマティ米をたっぷり沸かしたお湯に
グリーンカルダモン、クローブを2、3粒、塩とオイルを加え、お米を入れて8分ほど茹でます。
これが茹でる前のバスマティ米。

それなりに水を吸っていましたが、いざ茹でてみるとびっくり。
細長い形状に油断して、これくらいで十分よねと沸かしたお湯の量が足りなかったようで、
意外にゆであがると量がぐんと増えてしまって、茹でるというより「炊く」に近い状態に(笑)
ビリヤニ作りの教訓①、バスマティ米は相当たっぷりのお湯で茹でること。
はてさて何とか茹で上がったお米をザルにあけて水気を切ります。
いよいよ本場ダム式の開始。ル・クルーゼの鍋の底にチキンのグレービーの半量を入れて、
その上にお米、さらにグレービー、その上にお米を重ねたら、
きっちり蓋をして一番弱い火加減で15~20分蒸らしていきます。「ダム」ね。

こーゆーこと。
白いバスマティ米の下にちらりとグレービーが見えますね。
しっかり弱火で蒸し上げたら、鍋の底からざっくり混ぜて、大きなお皿に盛り付けて、
フライドオニオンをトッピング、パクチーとミント、ライムを添えたら食卓へ。

2026年5月29日、初夏の金曜日。
我が家の「ビリヤニ記念日」なり。
スパイスの豊かで奥深い香りが鼻腔を駆け抜けていく。
さあ、召し上がれ♪
うっひょ~~~!!!
めっちゃ、ウマい!!!めっちゃ、本場ビリヤニ!!!
いや、夫以外インドは行ったことないけど(笑)、食卓の全員が「飛んでインド」だった。
インド旅経験者の夫も現地でビリヤニは食べたことないらしく、つまり、みんなで「飛んでインド」(笑)
カレーとはまた違う、本当に奥深い味わい、香り、旨みがたまらない。
数えきれないほどの幾種類ものスパイス、チキンやトマトの旨み、それらをまとった香り高いバスマティ米。
スパイスの割合と分量が心配でしたが、今回は少し控えめにしたのも奏功してとても食べやすいビリヤニになった。
ホント、スパイスは分量や加減を一歩間違えると「お薬」っぽくなるから、難しいのよね~。
その点、ビリヤニ専用スパイスは使いやすくて安心、あとはお好みのスパイスをちょい足しすればOK。
な~んて、皆様の賞賛を受けて自画自賛トークを繰り広げていたら、なんと衝撃の事実が発覚。
息子が「オレもね、無印良品でバスマティ米買って、家のスパイスでビリヤニ作るよ」とさらりとのたまう。
あ~らら、自宅に揃えた幾種類ものスパイスを自ら調合してビリヤニを作るらしい。
母より上手(うわて)だった、母より先にインドに飛んでいきやがって(笑)
ふふ、いつか、息子のビリヤニを食べてみたいものだ。
世界の料理を作る。
美味しい旅ができる。
今年の初夏はスパイスの国へ。
飛んでインドの週末だった。


