開票速報

「『夏は来ぬ』って、どういう意味?」
昨日、夫にいきなり質問されて、一瞬、答えに詰まりましたが、
「いや、それは、つまり、『夏が来た』っていう、完了形・・・でしょ?」と一応しどろもどろ回答。
今日も道内は初夏から夏のような気温になりそうです。


今朝の東の空、ビルの向こうから昇ろうとしている朝日が、デカい。
お日さまにも夏の勢いを感じます。
「夏は来ぬ」は古文の文法で動詞「来」に完了の助動詞「ぬ」がついた表現で
「夏が来た」「夏がやってきた」「夏がやってきてしまった」などという意味だった。
そうです、正解でした、北海道に「夏は来ぬ」、ですね。

得票トップの主人公にとっては、「時は来ぬ」、なのでしょうか。
子どもたちも、大人たちも注目していたあの選挙の結果が判明。
稚内図書館と稚内選挙管理委員会が企画した「日本昔ばなしリーダー模擬選挙」が
先日9日に17歳以下の有権者によって投開票が行われました。

金太郎、一寸法師など昔話の主人公8人を候補者に見立てた選挙は
各陣営が選挙公約、ポスター、SNSでの政見放送などで政策を訴えてきました。
花咲じいさんは「シニアライフが花咲く社会」、かぐや姫は「月と地球の定期便就航」など
高齢化社会、経済対策、宇宙開発などなど、その主張はどれも説得力があって、大人も関心大。

期日前投票、投開票当日ともに本物の記載台と投票箱を使って一票が投じられ、投票総数は263票。
開票結果は・・・ジャジャーン!!! 桃太郎が59票でトップ当選を果たしました。
「悪い鬼は許さない みんなの宝を取り戻す」と訴えた桃太郎の力強さが、
42票で次点の位浦島太郎、40票で3位かぐや姫を制したわけです。

「失われた300年を取り戻す」と竜宮城を中心にしたテーマパークなどの経済政策で
持続可能な街づくりを訴えた浦島太郎、「月と地球のかけはしに」と多文化共生社会をめざすとしたかぐや姫などなど、
残念ながら当選を果たせなかった他候補の主張も、今後の昔ばなし社会にとって貴重な提言といえるわけで、
桃太郎には、色々な意見、提案に耳を傾け、対話を大切に、熟議を尽くし、丁寧な説明を忘れないでほしいと思います。

今朝の北海道新聞朝刊でも開票結果を伝える記事が載っていましたよ。
「いじわるのない社会」の実現を主張した花咲じいさんに投じ、開票作業も体験した小学4年生は
「もう一度昔ばなしを詠み比べしたくなった。選挙がどのように行われているのかわかった」と話しています。
読書週間を主権者教育をめざして図書館と選挙管理委員会が本気で企画した模擬選挙、
子どもたちにも、見守った大人たちにも、本と選挙が、自分事になった貴重な体験となったようです。


三色花見団子か、みたらし団子か、胡麻団子か。
「日本団子模擬選挙(仮)」の結果はどうなるだろう。
「日本饅頭模擬選挙(仮)」も気になる(笑)
あくまで(仮)のお話です。